こんにちは、こが まゆ です。
最近、息子のメンタルがいろいろと落ちていまして、
大きなものでいうと、
再試の再試があって、これに受からないと卒業認定もらえなくて国家試験の受験資格ももらえないという焦りだったり、(あ、無事に受かって卒業認定もらえました。)
携帯電話を落とし、探すも見つからず。
などなど。
携帯電話は私へのダメージも大!
機種変してまだ1年と少ししか経ってないのです。
しかし念のためのスマート補償に入っていたので、(わたし、グッジョブ!)
1万6千円くらいで再手続きできるという、もう不幸中の幸い。
これに加えて、小さいものも多少なりともあったので、あふれ出る思いに幾度となく私の心の器を貸すことに。
大きくなっても、なにかと気持ちを話してくれるのはありがたいなーと思いますね。
今回は、「辞める」「もう無理」「意味ない」というワードもたくさん出ていたから、
再試の再試がダメだったら、学校を辞める選択も出てくるのかもしれないなぁという思いも。
今辞めたらもったいないとか、この先どうなる?どうするの?とか…
人と比べてしまうお年頃なのか、優劣つけたいのか、クラスメイトからのイジワル案件もあったりで、
その話を聞いて不登校の頃の記憶や気持ちが思い出されて、心の器を貸しながらもけっこうモヤモヤもしたんですよね。
なので、心をのぞいてあの頃の自分と向き合ってみましたよ。
ちゃんと受けとめたらスッキリ。軽やかになったかなとも思います。
わが家も不登校を経験して思うのは、
不登校になりやすいお子さんの傾向として、
人の気持ちを読み取る能力が高かったり、
本音か嘘か大人の上っ面な対応をすぐ感じとったり、
目に見えない部分を想像できたり、
共感能力が高い子が多いなぁと感じます。
(もちろん違うタイプのお子さんもいますよ。)
子どもが自分の気持ちを話してくれた時に、じっくり聞いてみると、
実は、物事を冷静にそして客観的に捉えることができていたり、
相手にわかりやすく伝えることができていたりと、
面白い視点や、鋭い意見を持っていることに気づきます。
もしも、
どれもこれも子どものわがままや言い訳に聞こえてしまい、なにか言いたくなった時、
思い出してみるといいのが、
私たちの顔は、口はひとつで耳はふたつということ。
なので、
ふたつある耳を活かして、
子どもが話してくれる言葉を、この子はどんなことを感じ、思っているのか、じっくりと興味を持って聴きませんか?
話を聴く時に、この4つのポイントを意識してみるといいかもしれません。
●あいづちをうつ
話の切れ目に、
そっかー、そうなんだね、うんうん、
ちょっとしたあいづちは、聴いてもらっている、わかってもらえてるという安心感にも繋がります。
●相手のことばを繰り返す
くやしかったと言ったら、くやしかったんだね、くやしいよね〜
腹立つわーと言ったら、そっか、腹が立ったんだね、腹も立つよね〜
子どものことばを繰り返したり、気持ちを汲んであげたりします。
●沈黙も大切な時間
待ってみましょう。
沈黙を怖がらなくても大丈夫です。
●最後まで聴くことを意識する
子どもの話をさえぎらずに最後まで聴くと決める。
話している途中で親の意見を挟まれると、子どもは話す意欲をなくします。
自分も相手に話の腰を折られたり、話を持っていかれた時、もやもやした気持ちが残ることありませんか?
子どもが話す内容も、あっちこっちとまとまりがなくて結局何が言いたいんだろう?と思うこともあるかも知れませんが
お母さんに、うんうんと聴いて欲しいのです。
ただただ、受けとめて欲しいのです。
それが、とっても嬉しいし安心に繋がるんです。
大切なのは技術よりも基本的な態度
技術(やり方)<態度(あり方)
相手との距離が近ければ近いほど、つい自分のこと、自分の意見を話したくなりますが
ここは、穏やかな信頼関係を築くという目的に向かって、ぜひ聴くに徹してみませんか?
子どもの表情などをよく見ていると、はにかんだ笑顔やスッキリした表情に出会えますよ。
そんな時、わたしは嬉しくなります。
とはいえ、
聴くって実際やってみると、思っているよりも簡単ではなく、途中意見を言いたくてうずうずしてくる時も多々あります。
私もつい意見を言うこともあります。
そんな時、ピシャリと「そういうの聞いてない」「それはお母さんの意見でしょ」などと言われます。
言われたら、「あ、そうだね。ゴメン」と謝りますよ。
聞かれてもいないのに、途中で意見を言いたくなるときは、
あなたの考えは間違ってるよと、教えてあげたい、導いてあげなきゃと思ってるかもしれません。
または、
失敗してほしくない、傷ついてほしくない、という思いから、先回りしてしまうのかもしれません。
何事もコツコツ練習ですね。