涙もろいのですが、涙が出ない別れ
昨日の明け方、祖母が亡くなりました。
我が家から徒歩5分のところに住んでいたのですが・・・
朝4時半、母から携帯で知らされた私。
2・3Fの実家に住んでいる父や妹2人は、電話をしても起きなかったようで、1Fの貸し部屋の一室に住んでいる私が皆を起こしに
とりあえず任務終了。
そのまま出社
昨日のアポは、1人で行ってもらうことに。
今日のアポは、事情を話して延期に。
超特急で今週中にやるべき仕事を片付けて、逃げるようにして退社。
融通が利くアポの日でよかったぁ~。
先週も来週も動かせないアポばかりだったので、よかった~。
さらに。
先週末は、シャンパンパーティーの予定が入っていたし。
来週末は、軽井沢旅の予定。
今週末は、日曜に美容院を予約していただけ。
おばぁーちゃん、ありがとう 日程調整助かりました。
手土産を持って、祖母の家に駆けつけたのですが・・・
訃報を知らされた時も、実際に会ったときも。
涙が出てこない。
10年前に足の手術で入院中に脳梗塞を起こし、右半身不随に。
重度の後遺症。言葉も話せず、自分でも何もできず。
孫の私達の顔は、一応分かる程度。
元気だった頃とは、まるで別人。
祖母との思い出は、10年前でとまってしまっていたからか・・・
心の整理は、もうとっくの昔についていて。
悲しみよりも、お疲れさま。
大学卒業と同時に、世田谷から今の家に引っ越してきてからは、月1回金曜に夕食を一緒に食べたり。
料理教室に通い始めてからは、週末復習した料理を祖母に届けて食べてもらったり。
食欲がないときも、孫が作った料理はペロッと食べていたようで、1年半だったけれども少しは役に立てて、よかったなぁーなんて思ったり。料理ってすごい。
心残りがあるとしたら、ひとつだけ。
3姉妹、1人も結婚報告ができなかったこと。
年老いた親戚が、口々に言うことは「早く結婚報告してね。いつまで生きているか分からないから」独身メンバー全員、耳が痛い話。
でも、一番の親孝行なのかもなぁ~
結婚したらしたで、「子供の顔が見たい。」になると思いますが・・・
家庭を持って、一人前。
本当にそうなのかもしれないな~と思うこの頃です。