
リクルートワークス研究所・大久保幸夫所長による年代別の「キャリアと能力」の育て方の本です。
(All AboutのHPでまとめられているものを転記させていただきました)
1.反応(リアクション)力
相手からの投げかけや言葉に対して、反応していることを相手にわかるようにあらわす力。コミュニケーションの基礎中の基礎。標準開発年齢:10~20代
2.愛嬌力
柔和な表情や茶目っ気のある笑顔で人を惹きつける力。標準開発年齢:10~20代
3.楽天力
仕事にはつきもののストレスに対して、自分に適した処理方法を持ち、戦略的に解消していく力。標準開発年齢:10~50代
4.目標発見力
自らの仕事の目標を自ら提起する力。まず問題を発見し、その解決を目標とすることが一般的。標準開発年齢:10~40代
5.継続学習力
必要な時に必要なことを学習する習慣。標準開発年齢:20~30代
6.文脈理解力
背景・文脈の異なる人との間で意見の調整をする力。標準開発年齢:20~40代
7.専門構築力
自分独自の強みを計画的に作り上げる力。標準開発年齢:30~40代
8.人脈開拓力
ビジネスの仲間や情報源となる人を開拓し、その関係を維持していく力。標準開発年齢:30~50代
9.委任力
人に仕事を頼み、任せる力。標準開発年齢:30~40代
10.相談(カウンセリング)力
相談される力。人の話を聞き、一緒に問題を考えていく力。標準開発年齢:40~50代
11.教授力
自分の持っている知識や技術を人に教え、育てる力。標準開発年齢:40~50代
12.仲介調整(コーディネート)力
物事を調整する力、仲介する力、推進する力。11の能力をほとんど持っていることを前提とした上意概念に位置する力。標準開発年齢:40~50代
働くにあたって必要な能力を年代別に、非常に分かりやすくまとめられています。
すでに身についていなければならない力、そして今後身につけていく力。
「自分はどうなのか?」を常に考えながら、日々の仕事をするかしないかで、その後の成長が違う気がします。仕事で核にすべき力を意識させてくれる一冊です
繰り返し読んで、12の基礎力を着実に身に着けていきたいと思います。
おすすめです