大企業の玉島電気に勤める平原晴広、40歳は、突然の解雇通達を言われる。

次に再就職した中小企業の株式会社ソルケィアでは、

人事課長というポストを与えられた。


太陽熱温水器に太陽光発電置を組合わせた画期的ハイブリッド商品を研究していた、曽根という研究員が、家に持ち帰っても研究の実験をしてしている時に、感電して亡くなっていた。


人事の仕事として、リストラと感電死した曽根の遺族に対しての労災認定を認めさせないようにすることで雇われた。


平原の再就職で、感電死とリストラの仕事を全うする内容です。






感電死した社員と、リストラの原因になった候補者の3人の関連が

「水は燃える」

という研究をしていたことが分かってくる。


研究の成果と、特許と、投資先、国の政策等の問題が明らかになってきた。


中小企業の社長の考えが想像できないほどスケールの大きな野望が

隠されていて

全ては、社員への感謝に応える為だったことがわかる。


とてもワクワクすることと、温かい結末が待っていて

とても嬉しい気持ちになりました。



平原がサラリーマン時代にストレスを溜めない独自の方法が

「陰徳ポイント」

生活に陰徳があれば陽徳も同じようにある。

「妄想ハンコ」

気に入らない人に頭の中でその人の顔に『馬鹿』というハンコを押しておく。

「人は食い物をくれた相手に好感を持つ」

そのままの意味で何か食べ物を奢ったりお土産に持って行き好感度を得る。


この方法は、とても使えるなぁと

頭に残りました。