ミステリー好きで大富豪、硝子館の主人である神津島太郎の呼びかけで集まった

名探偵、刑事、霊能力者、小説家、編集者、料理人など難癖のあるゲストたちが不可解な殺人事件に巻き込まれてしまう。


色んなミステリー小説に因んだ内容と絡めて

自称名探偵と自負する碧月夜と館の主人の主治医をしている一条遊馬が「ホームズとワトソン」という名コンビとして活躍することで事件の真相に乗り出す。





最初に硝子の塔の造りの立体図と断面図構図の絵が書いてあり

話の内容が深くなるにつれ何回もこの塔の仕組みを見直して

頭をフル回転させながら読んでいました



実際にあるミステリー小説と登場人物が出てきて、

なるほどなぁーとか、

謎解きでDNAの科学の知識が全く分からず

実際に調べたりしてしまいました


主催者も含めて難癖揃いの個性がそれぞれに発揮されていて

面白いミステリーを見させていただきました


予想もつかないエンディングが待っていたことに驚きでした


医療現場の内容のミステリー小説かなと思っていましたが、

全く違う観点があり、ワクワクしたり、謎解きを考えながら、次の展開が全然読めなくて


心が踊らされる内容でした。