就職活動に失敗してニート生活が始まりゲームの世界でしか生きられなくなっていた「俺」ハンドルネーム「刹那」は、
突然親に捨てられてしまう
母親の兄である叔父が残した離れ小島の館(研修センターとして建てられた)を遺言として俺に託されたと聞かされ
弁護士に連れて行かれ
島に着くと置き去りにされてしまい、両親とも連絡がとれなくなる、
50万円の郵便貯金通帳と印鑑が入っていて、「武士の情け」と書いた両親のメモが入っていた
一人ぼっちになったけど
そこにいた茶トラのメス猫が唯一の家族になった
名前を「チャット」と名づける。
そこでは、島の住人は、老人ばかり
全員で19人
どうしたらと悩んで、異常に大きな館なので、家賃を貰うのが条件でニート達を集めて宿人を募ることにする
計画は、ニと十でニート、ダジャレで〈二百十番館〉と名付ける
そこでの生活がはじまる。
ニートの堕落した生活が、どう変化していくのかなとか興味深々になりました
離れ島なのでネットの回線から手始めしたのはびっくり
行動力いきなり発揮と、褒めてあけたくなりました。
ニートだった癖のある下宿人も3人集まって、猫のチャットと共に共同生活が始まり
全員が孤独だがゲーム好きで、話にくい所は、ゲームの中で会話をするという生活で、
何でもみんなで協力していく生活というルールを徹底して、光熱費、物販といった離れ小島には割高料金になっている為に
最初に「俺」刹那さんは、
節約を絶対条件にしたルールを作る
指導力があるなぁ、頑張れと、応援する気持ちが強くなりました
島の住人のおじいさんやおばあさん達の
飾り気のない素朴な愛情たっぷりの言葉や行動のお陰で、
住人同士の助け合いがとても良く表現されていて
イノシシが突然やって来て、89歳の最長老のおじいさんが、手造りのヤリで仕留めた時の俊敏な行動には
ビックリします。
郵便局長だったおじいさんが亡くなり、奧さんのさゆりおばあちゃんが
刹那に、郵便局長になって欲しいと言った時は、
飛び上がるほど温かい気持ちになりました。
この離れ小島と近い母島とが「へその緒」で繋がっているという
子供と親の愛情の深さが
話の中に隠れていたことに気付かされて
あまりにもたくさんの感動をもらい
最後まで期待を裏切らない
だんどんでん返しの感動が盛りだくさん
刹那の叔父さんの
かっこいい人生の受け継ぎがあり
とても幸せな気持ちで溢れてしまいます
思いがけのない叔父さんの贈り物のおかげで
刹那の眠っていた隠れた能力が発揮されて
天国の叔父さん、お見事でした。
