信用金庫に勤めている 深文(みふみ)は、親のコネで入社、
副業では、会社の備品を盗んで、趣味のイラストを描き、小遣い稼ぎ。
気楽な1人暮らしをしている。
たまに恋人が泊まりにくる。
仕事先では、
先輩の言うことには、逆らわず、
波風立てないように、注意を払って過ごし、
女たらしの行員とも、適当に遊んでいた。
仲良しの女友達二人は、それぞれ、今の置かれている現状から逃げだし、
「ハワイ」へと行ってしまい、
パイナップルを送ってくる。
先輩、後輩、恋人、遊び と、当たり障りなく過ごしていた時に、
新入社員が入ってくる
平穏な毎日が、だんだんと崩れていく。
平穏な毎日でも、
会社の備品を盗んで、副業をしたりしていたので、
習慣になると、罪悪感というものは、遠くなってしまうものなのかも。
見えない所で小さな悪いことでも、バランスのように、心が、保たれていたのかなぁ、と、
感じました。
その後、
新入社員によって、備品のことをバラされてしまい、
会社に居づらくなる。
突然
会社に行けなくなるくらい、全身の力が抜けて、呼吸が出来なくなって、倒れる。
本音を言わずに、無理して生きていれば、呼吸しづらくなってくる気持ちは、分かります。
何処か、何もない所へ逃げ出したくなる場所が
パイナップルの産地である
憧れの 「ハワイ」 という場所なのかな。
主人公にとって、
何でも話せる女友達が、まだ行ったことがない 「ハワイ」 という場所で、自分を待っていてくれている。
と、
思えるだけで
心の回復につながっている。
本音で話せる友達が居てくれて、良かったです。
