サクマは自転車で運ぶメッセンジャーをしている。

色んな職業に勤めるも、長続きしても二年くらいである。

すぐきれて、暴力を振るってしまうところがあり、人付き合いも苦手である。


後編では

突然きれて、役所の人と警察官に、暴力を振るって刑務所生活が始まる。




今、流行りのメッセンジャーとか、ウーパーイーツといった職業の方々を見かける機会があります。


道路状況や、人間関係からシフトを減らされたりといった、現実感があり、辛い労働の厳しさを痛感します。


サクマという人物は、

エネルギーが余っていたり、

自分の頭で考えている許容範囲が、超えた時に、自分では抑えられない何かが、噴き出す。


そういう反動を抑える自制心の薄さが感じられているのは、


仕事を与える側や、親の在り方や、世の中の現状の厳しさが、

サクマのような性格を作り出しているのかな、と、考えさせられてしまいました。



ロードバイクというアイテムを、事故った時に故障しても、自分の持っている技術で、部品交換して直してしまう器用さは、感動しました。


こんな特技から

刑務所内で認められ、配置作業の移動があり、得られる毎日の違った達成感を経験する。



どこまでも走り続けるロードバイクから、閉鎖的な空間の対称的な経験をしたことで、


主人公の、気持ちの変化が少しでもあったように感じられ、希望がもてました。