大学三年生の幸菜は、将来、何になりたいか?何をしたいか?と、考えていた時、ネットで、年収2500万円の
報酬の記事を見つける。
ゾンビロードと呼ばれている寂れた商店街を復活させるという、アドバイザーの募集だった。
落選するが、
その日に
アドバイザーを勝ち取ったクリスという青年と出会い、
クリスのアドバイザーとして、雇ってもらうことになる。
年間2500万円、4年で結果を出す条件なので、1億円の報酬になる。
とてつもない金額だと、びっくり、
知事さんは本気度全開だ、と、思いました。
そこから、事務所として借りる家賃、アルバイト代、アルバイトの新幹線の交通費、事務用品、諸々を引く、などを考えると、
少ないかな? でも、やっぱり多いかな?と感じてしまうのは、不思議です。
その商店街は
20年前から、どんどん寂れて、お店が無くなりシャッター商店街になったという。
アドバイザーの仕事ってどんなことをするのか?
とても興味深々で、読んでいたので、幸菜と、クリスのコンビが、何処まで出来るのか楽しみになってきます。
結果、
ひとつひとつの内容が心に残ります。
和菓子屋さんの再建で、老舗の店を継いだ息子に、父親の味が受け継がれていたことを引きだして、新製品の オーロラ にちなんだ商品化を実現して、頑なに伝統の和菓子にこだわっていた母親と和解する。
見事にお店の看板商品になる。
お鮨屋さんでは、親子の疎遠の原因になっていた、サーモン、
娘さんの住んでいる北海道まで行き、孫の映ったビデオメッセージで、
お店も、親子も復活。
新メニューにサーモン。
と、親子間の心のもつれを解いて、お店の活性化に、
二人の戦略は、ジンときました。
最後に、
過去に、幸菜のおじいちゃんとお父さんは、クリスを助けていたことが分かる。
運命のつながりを感じた瞬間でした。
人の恩を受けて、人に与えて、また、恩を受ける。
これからの稲荷町商店街のグルメロードの賑わいが伝わってくるようです。
