ニ十三年前の夏、
相馬亮介は尚と拓の兄弟と出会い三人は夏を、共に過ごした。
そして、尚が居なくなった。
尚と拓の母親から、興信所に、ニ十三年前の夏に居なくなった息子を
探して欲しいと依頼がくる。
この話は、冤罪がどうして無くならないのかを考えさせられる話です。
12才だった尚が取った行動は、家族を守る為に、どうしたらいいかを考え、
1人で、生きようと決意した時の
心情が、辛くて、涙がとまりませんでした。
また、大人になって真実を知った弟の拓は、
自分のやった行動で、実の父親を
殺してしまったことに気付く。
その背景にあった父親の冤罪を調べて、
そして、どんどん精神的に壊れていく。
興信所の所長と好意にしている相馬涼介は、刑事になっていた。
一緒になって調べる。
ニ十三年前の親友のままの気持ちで、
最後まで、尚を信じて、
誠実さが伝わってきました。
生命も顧みず、ハラハラドキドキしましたが、
よく頑張りました。
真実が、少しずつ明らかになってくるが、
捜査
嘘の自白の強要
証拠隠滅
起訴
公判判決
を含めた司法構造から生まれる冤罪が、また生まれようとしている。
支持するトップには、逆らえない組織って
何だろうと、
悲しいが現実。
助かった尚の試練は、まだまだこれから。
多くの人達に、真実を伝えて今の制度が、改善されて、
上に立つ人は、少しでも反省して欲しい
尚の行動が報われることを願います。
とても切ない話でした。
