柏木聖輔(せいすけ)は、二十歳の秋、 女手ひとつで東京の大学に進ませてくれた母親が急死し、独りぽっちになった。
お父さんは、高校2年の時に猫を避けようとして、自損事故で亡くなっている。
そして大学を中退する。
ある日、55円の所持金で砂町銀座商店街を歩いている時、50円のコロッケを見つけるが、一個しか残っていなくて、後から来た見知らぬおばあさんに、買われてしまう。
その後、メンチカツを70円おまけしてもらった不思議な縁で、アルバイトの張り紙を見て、即刻決断する。次の日から、アルバイトをさせてもらうことになる。
惣菜屋の店主の心温まる人柄が伝わって、聖輔に、ここでなら迷うことなく働きたいと思わせる場面でしたね。
惣菜の仕込みは、忙しい時間帯や、のんびりとした時間帯、雨の日だったり、客足を見越して準備をする。
1年間、無遅刻、無欠勤で真面目に働いた聖輔は
子供のいない店主に、店をついでほしいと言われるが、
先輩の為に自分が身を引くことを決断する。
せっかくのチャンスだったのに、
とても人が良すぎて、心配になってしまいますね。
ある日、お父さんを思い出し、
調理師をして働いていた時の、かつてあった場所を尋ねる。
誰もが、お父さんの板前としての腕前と、性格の良さを覚えていてくれる人達ばかりでした。
聖輔を見ているようでしたね。
東京で再開した、高校の時の同級生の青葉さんと、お互いに気持ちが通じて良い仲になるが、
そんな気持ちもあきらめようとしてしまう。
最後に商店街の人達の温かい心に触れて、
正直な自分でいてもいいんだ、
全部、ゆずらなくてもいいんだ、
と思い、
青葉さんに電話する。
なんか、とても嬉しくなりました。
人との繋がりは縁から
ありがたい、尊いものですね。
聖輔君は謙虚すぎますね、
これからは、頑張った分、幸せになって欲しいです。
