子どものこころのコーチング協会
インストラクター
発達凸凹アカデミー
子どもの発達インストラクター
こひがし まゆみです。
発達凸凹 中二息子 不登校中*主人と三人家族 大阪・豊中市在住
『みんなの学校』上映会があり和歌山へ行ってきました!
『みんなの学校』とは2015年に公開された、すべての子どもに居場所を作りたい。不登校ゼロを目指す、大阪の公立小学校のドキュメンタリー映画です。
大空小学校の初代校長先生をされました、木村泰子さんのその後のお話も、ぜひお読みくださいませー♡
『みんなの学校』の舞台である大空小学校は、わたしの通っていた小学校の隣の小学校の分校。
公開されると実家の近くがテレビに映り、ミーハー心でその映像を観てました。
その頃息子は小学校中学年。
登校しぶりや悩みはありましたが、当時は映画を観たい気持ちは何故かなかった。
息子の小学校と比較しそうで怖かったのかな?
いま住んでいる豊中市は、40年前から「インクルーシブ」を掲げています。
『ともに生き、ともに学び、ともに育つ』
障害のある人とない人がともに学ぶ。
息子の小学校の支援学級は、みな同じ教室で学びます。
保護者や子ども本人が、別教室に行きたいと言わない限り、別課題をしてても同じ教室。
教室を出たいと言うと、先生と一対一での授業になり。
同級生で別教室でしてるのを、通っているあいだ見たことありません。
通級指導教室もありません。
かたちの上では、加配の先生がつくかどうかが、支援級在籍の違いになります。
運動会でリレーがあると、息子は半分の距離を走ることで、一緒に参加。
トップで走り「一番速い!」と得意気に話してくれた🎶
ダンスで踊らなくても、一緒に輪に入り、見学という選択は思いつかず、それが当たり前で過ごしていました。
勉強や行事の練習、学校の決まりごと。
助けてもらったのは周りのお友だちです。
先生方の配慮や、周りのお友だちへの声掛け、色んな関わりをしていただきました。
わたしの気づいてる何十倍も。
6年間で感じていましたが、映画を観ると、改めて感謝の気持ちが湧いてきました。
気持ちを言葉で伝えれず、手を出すことの多かった息子。
友だちに手伝ってもらうのが嫌で、手が出ることも多かった。
皆んなに手伝ってもらっているのが、目に見てわかるのは息子ひとりだけ。
友だちに手伝ってもらわないと出来ない。
自分がいちばん、できてない。
大人が手伝うのと子どもが手伝うのは違う。自分は皆んなと一緒じゃないと肌で感じてしまう。
それは自己肯定感を育みにくい。
手助けをする側と受ける側の気持ちの違いがあるということ。
不登校になったことで、ある方からそう言われました。
半年前にそう言われ、悲しかった。
息子だけでなく、関わった皆さんをダメと言われたような気持ちになった。
悲しい気持ちなのに、それもあるのかな…と、違うとは言えなかった。
6年間の過ごし方を否定されたことで、わたしは不登校になった理由を探していたんだとわかった。
理由がほしかったから、そこに引っかかり否定されたと感じ、言い返せなかった。
別教室で学ぶ支援学級のある学校が良かったんかな?
その気持ちが強くなり、この映画を観たい!知りたい!
このタイミングに近くで上映されてて、なんてありがたい!
そう思い、ひとり旅気分で和歌山へ向かいました。
観て思いました。
ともに学ぶのか、どの環境を選ぶか。
とても悩まされる。
楽しく過ごせたか、居心地が悪かったか。
環境がそうさせたのではなく。
子どもが何か感じたとき、どう関わったかが大切。
息子が他害行為をした時、相手の気持ちがわかるように、相手の子どもの代弁をしていた。
相手の気持ちを伝えることが、人の気持ちがわかると思っていた。
違いますよね…
息子の気持ちに共感して、代弁して、息子自身が自分の気持ちに気づくことが、相手の気持ちに気づくになる。
すぐに「わかったー」とは難しいかもしれない。とても根気がいる。
友だちの代弁で、他害行為が減ったかと言われると減りません。
息子が気持ちを言葉で伝えるようになり、少しずつなくなっていきました。
他害をしなくなったから、それで良しではなく、どう寄り添えたかが、つぎに繋がると思いました。
目を逸らせてはいけないことがある。
息子が手を出す理由がわかっても、息子に寄り添うのはとても難しい。
カー!となり、意見を押し付けてしまうときもある。
行動はNO!気持ちには共感!
それを分かりやすく伝える!
『きくこと』「伝えること』
学んでいたことを映画でより身に染みた。
迫力がすごくてカメラを向けた!横の信号機で大きさ伝わります?
不登校になったのは、勉強が難しくてと思いたい自分がいた。
本当の理由はわからない。
考えてもわからないことに、振り回されないように、息子と向き合いたい。
この映画をご覧になられた方は、どんな思いを感じたのだろう。
**
今日は友だちが遊びにきて「良かったね」と言うと「うん!」と言った。
「わからん」と言わなくなっていた。
誰かに間違っていないと認めてほしかったのかな?
息子の「うん!』で気持ちが楽になっていた。
子育てに正しい・間違いはないのにね。
*子どもにどう声掛けしていいかわからない。
*話をしてくれない。
そんなお悩みの方に子どものコーチング講座がオススメです!
関西のインストラクターが続々と講座開催いたします。
全国のインストラクターがお待ちしてます。
わたしはお茶会が開けるよう整えます☆
『みんなの学校』『インクルーシブ』への個人の考えです。
最後までお読みくださりありがとうございました♡