自宅で憧れの本格ハードパン、マカロン・カヌレを焼くことができるようになる教室

【静岡磐田】

 

 

M‘soven 教室講師の山下真弓です

 

 

前回の記事では、私のマルシェ初出店が「人との繋がりやご紹介」で次々と決まっていったエピソードをお届けしました。

今回はその続きとして、私が実際に準備した「持ち物リスト」や「ディスプレイのコツ」「一番悩む価格と仕込み量」など、当時私が必死に検索して知りたかったリアルな裏側をすべて公開します!


これから出店してみたい方の参考になれば嬉しいです。



📋 これだけは必要!私のマルシェ準備品リスト
まずは、私が実際に使っていた持ち物リストをご紹介します。


(私は基本的に「屋内出店」を選んでいたので、屋外の方はテントやおもりもプラスしてくださいね!)

 

【マルシェ準備品リスト】
・テーブル、小さな椅子
・テーブルクロス(布)
・ゴミ袋、ハサミ
・コイントレー、お金入れ、おつり(※)
・プライスカード
・店名表示(看板)
・ディスプレイ用のお皿やカゴ
・商品を入れる袋
・クーラーボックス(保冷剤)
・エプロン
・お客様用トレー
・チラシ、名刺
・提出書類(保健所許可証の写し、衛生責任者証、保険証券など)
・そして、大切な商品!

 

※おつりに関しては、数百円のお買い物に対して「1万円札」を出されるお客様もいらっしゃるため、それを想定して多めに用意しておくのが安心です!



🎨 思わず足を止めたくなるディスプレイの工夫
お客様が最初に目にするテーブルの上は、世界観を伝える大切な場所です。

私は、ベージュの厚みのある布(カーテンくらいのしっかりした生地)をテーブルクロスとして用意しました。

 

その上に、パン屋さんが使っているようなカゴやトレーを購入して並べることで、ナチュラルで小さなお店のような雰囲気を演出しました。

また、マカロンやカヌレは冷やした状態で美味しく召し上がっていただきたかったので、保冷剤は必須アイテムでした。


💡 プライスカードのポイント
カードは「黒のカードに白文字」でハッキリ見えるように書き、種類ごとに立てかけました。値段だけでなく、「おすすめポイント(商品の魅力)」を一言添えるだけで、お客様との会話のきっかけにもなりますよ!


💰 一番悩む「価格設定」と「仕込み量」のリアル
出店前、私が最も頭を悩ませたのが「価格」と「量」でした。


価格設定について
最初の1〜2回は、まずは手応えを掴むために「サービス価格」で販売しました。

その後、ありがたいことに手応えを感じつつ、原材料の値上げに合わせて少しずつ適正価格に改定していきました。

価格をつけるのは、本当に相当悩むと思います。


もちろん、シェアキッチンのレンタル代、こだわりの原材料費、梱包資材代など、すべてのコストを厳密に計算していくと、どうしても高額な商品になってしまいます。

個人での製造は大量生産ができない分、どうしても割高になりがちです。

でも、「その計算通りの高い価格にしてしまったら、お客様は手に取りにくいのではないか?」と考えました。

そこで私は、「お客様目線」を絶対に忘れないようにしました。


具体的には、有名な「専門店で販売されている価格」を徹底的にリサーチし、それを基準に設定することに。

「専門店よりほんの少し安いか、もしくは同等。それより高く設定するのはやめよう」

そう決めて価格を設定しました。


原価が高くかかってしまうものもあれば、適正に収まるものもあります。

全体のバランスを見ながら、お客様にとって「このクオリティでこの価格なら嬉しい!」と感じていただける絶妙なラインを探っていきました。



仕込み量について
「何個作っていけばいいの?」というのは、永遠のテーマですよね。
これは「会場にどんなお客様が来るか(イベントの目的)」によってガラリと変わります。

お買い物メインのマルシェ: 購入意欲の高い方が多いので、よく売れます。

スポーツ等の複合イベント: メイン目的が他にあるため、立ち寄ってくれる方は減る傾向にあります。

私は、過去に何度も開催されているマルシェなら事前に見学に行って賑わい具合をチェックしました。

初めての場所なら、主催者の方に「例年の人出はどれくらいですか?」と正直に伺い、自分が無理なく生産できる量と相談しながら持っていきました。

最初の2時間で完売してしまう嬉しい日もあれば、残念ながら少し残ってしまう日もありました。

でも、これはある程度仕方のないこと。経験を積むごとに、だんだんと精度高く用意できるようになっていきます!



⚠️ 食品を扱うからこその「引き算」のこだわり
当日は持ち物が本当にいっぱいです!
特に商品は命ですから、私はポータブル冷蔵庫を購入し、冷やしたまま安全に会場まで運びました。

パンは一つずつ個包装にし、食品表示ラベルを貼って、パン用の番重(ばんじゅう)に重ねて大切に搬入しました。

食品を扱う以上、衛生面には人一倍気を配っていました。

そのため、ありがたいたくさんのご紹介をいただいていましたが、「夏のマルシェ参加は絶対にしない」と自分の中で決めていました。


暑いと個包装の中に汗をかいて(水滴がついて)しまい、衛生面でかなり心配だったからです。

安心安全で最高のものをお届けするために、私は春・秋・冬のみの出店に絞って活動していました。

🤝 最後に:技術と同じくらい大切な「マナー」
マルシェ当日は、お客様へ「こんにちは!」と明るくお声がけするのはもちろんですが、それと同じくらい大切なことがあります。

それは、始まる前に「主催者さん」と「周りの出店者さん」へ必ずご挨拶をすることです。

当日の朝はみなさん準備でとても忙しそうにされています。

だからこそ、お邪魔にならないよう、短くても「今日一日よろしくお願いします!」という挨拶だけは絶対に怠りませんでした。

こうした小さなマナーの積み重ねが、次の「お誘い」や素敵なご縁に繋がっていたのだと感じています。

2回にわたってお届けした私のマルシェストーリー、いかがでしたでしょうか?

一歩踏み出すまでは不安でたくさん検索してしまうと思いますが、現場に出てみることで分かることがたくさんあります。

これから挑戦する方の参考になればとても嬉しいです!

現在、私の教室では販売はお休みしていますが、マルシェで即完売していたマカロンやカヌレ、そしてハードパンの技術とレシピを、コースレッスンの中で余すことなく生徒さんにお伝えしています。

大切な人に「買ったみたい!」と喜ばれるパンやお菓子を、あなたも自分で作れるようになってみませんか?

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