車椅子 de 推し活 ① 〜事前準備編〜 | めもり*ブログ

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ライター・きたのまゆみのブログです。
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おつきあいください。

更新頻度が低い上に、最近は推し活のことしか書いてないですが…。

またしても推し活の話です。

 

 

私の推し・イェソン氏(韓国のレジェンドグループ・SUPER JUNIORメインボーカル)が現在ソロツアー中で、12月には来日し、名古屋・大阪・東京でコンサートを開くことが決まった(←10月頃の話)。

 

▲私の推し、イェソン氏(Super Junior)

 

関西在住の友人たちと「並び席で見ようよ!」と盛り上がり、大阪公演のチケットをGET。ところが、コンサート約1ヶ月前の交通事故で「装具が取れるまで4〜6週間」という怪我をしてしまった。膝の靭帯・骨損傷で、まったく歩けないわけではないけど、ちょっと歩いたら痛みが出たり疲れたりしてしまう。電車の乗り換えとか、駅から会場、ホテルへの移動とかたくさん歩くし、コンサート参戦は無理だな…と一度は諦めた。

 

行きたかったな。コンサート。イェソン氏が行った雰囲気良さそうな喫茶店も行きたかったし、コリアンタウンに行くのも楽しみにしていたのに。

 

しょんぼりする日々・・・ふと、救急搬送先の病院内で移動用に借りた車椅子が快適だったことを思い出した。

 

「車椅子があれば、歩けなくても大阪まで行けるのでは!?」

 

目の前にパァーッと光が差した気がして、さっそく「車椅子 レンタル 広島」で検索。すると、社会福祉協議会で2ヶ月まで無料で貸し出してくれることがわかった。新幹線にも車椅子用の席というのがあることがわかり、ますます行けそうな気がしてくる。

社協に問い合わせたところ貸し出しを快諾いただき、JR広島駅のみどりの窓口(車椅子用の専用窓口があるので、脚と腰の痛みを我慢して並ぶこともなくありがたかった!)で切符も予約できた。

 

次は会場に車椅子席はあるのか、どうしたら利用できるのか、もし自席で見るとしたら車椅子を預かってもらうことはできるのか…が気になる。

この確認が、意外と難関だった。

 

チケット予約開始時や申込後、当選連絡などに届くメールを見ても、問い合わせ先は明記されていない。

スーパージュニアやイェソン氏のコンサートの際、プロモーターはAvexだと聞いたことがあった気がして問い合わせメールを送ってみたものの、Avexの公式HPからアクセスできる問い合わせ先はCDやイベントなどに関する窓口で、コンサートに関してはそこではわからないようだった。

再度チケット当選メールを精査したところ、チケット事務局の問い合わせ先が見つかり「ここか!」と光明を見出した気がしたが、問い合わせフォーム経由で質問しても、なしのつぶて。結局、最後まで返信はなかった。

いよいよ困って会場のフェスティバルホールHPを開いてみたら、各公演の問い合わせ先が明記されており、藁にもすがる思いで電話をかけた。

 

問い合わせ先である「キョードーインフォメーション」の対応は、まさに神対応と呼ぶに相応しい、頼もしくも心強い受け答えだった。

要点のみ言うと、車椅子席の準備は可能で、介助者1名までは一緒にその席で観覧できること、自席で観覧する場合は近くまで車椅子で移動し、車椅子を預かってくれて、終演後にまた近くまで迎えに来てくれること、車椅子席か自席かは当日来場後に決めてOKということを教えてくれた。

当日は、入口のスタッフに名前と事前連絡済みである旨を伝えるようにとのことで、誰でもわかるようにしておくと言ってくれた。

途中で誰かに電話を代わったり、確認のため待たされたりすることもなく、最初に受けてくれた人が最後まで対応してくれ、明瞭かつ丁寧に案内してくれたおかげで、大きな安心が得られた。本当にありがたい。

 

 

「車椅子、押すよ!」と声をかけてくれる友人(ファン仲間)もたくさんいたので、大阪に着けば頼れそうではあったが、基本的には一人旅。荷物はリュックに入れて取手に引っ掛けることにして、最低限の手荷物だけ膝の上に置く作戦をチョイス。万が一、リュックの紐が取手に届かなかった時のために、マジックテープのバンドを数本とカラビナなどを購入。また、足首が露出したら寒いのではないかと想像し、長い靴下と、膝掛けにもなる大判のマフラーを準備した。

 

初めてのことだから十分な準備ができているのか不安ではあるものの、やってみなきゃわからない。ライブ会場などでファン仲間からもらったソンムル(プレゼント)をいくつか、お守り代わりにつけて、いざ出陣。ドキドキ。

 

つづく。

(次回はいよいよ車椅子に乗って大阪へ…!)

 

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