平日の朝、 8 : 00 過ぎ。
出掛けの、あわただしい時間に。
友人からの、着信があった ![]()
緊急連絡というのは、どういうわけか。
深夜、もしくは早朝と決まっている。
軽く深呼吸をして、平常心を装った。
「おはよぉ~、手短にお願いしまぁ~す」
電話好きの彼女は、いつも話が長い。
キミだって。
会社に向かっている、時間じゃないの?
彼女は朝の挨拶もなしに、本題に入った。
「私、昨日交通事故にあってさぁ!」
一瞬 ![]()
なにを言っているのか、わからなかった。
動揺と、いうよりも。
朝から、明るく元気なハイテンションで。
そんな重大なことを、告げられても。
にわかには、信じられないぞ。
「なに言ってんの?」という感じである。
夕べ、帰宅途中。
自宅目の前の交差点で、右折乗用車と。
接触し、救急車で運ばれたらしい ![]()
そんなことを、聞かされたら。
「 入院中なの? 」
と、誰もが思う ![]()
そして。
病室でそんな大きな声をだしていいのか?
とも。
尻もちをつき、右ひざを痛めた程度で。
レントゲンの結果。
入院・通院の必要は、ないけれど。
とりあえず今日は仕事を休み暇だという。
それで、キミは私にどーしてほしいのだ?
話は状況ではなく、まず結論から簡潔に。
これは、社会人の常識のはずだろ。
「 一応、ほーこくぅ~ ♡ 」
それなら。
4時間後の昼休みで、よいのではないか。
時間帯を、考えろ。
私は今、小走りで ![]()
地下鉄の駅に向かっている出勤途中だぞ。
まぁ、今後の後遺症の心配は別として。
とりあえずは、無事でよかったね。
と、電話を切った。
ったく、地声の大きな彼女は。
日本語の表現方法も、大げさなのである。
mayu.