君が。
常日頃から、いつも口にしている。
『運命は創造するものだと思っています』
それでも、あらがえない宿命は。
どこまでも、ついて離れないのだ。
そんなテーマの、 3 時間でした。
ストーリーが、先に進むにつれ。
次々と、明らかになっていく事実が。
つらい息苦しさと、哀しい重苦しさで。
後味の悪さだけが残る、終わり方を。
するのではないか、と。
娯楽であるはずの、 TV ドラマに。
こんなにも、前のめりになるなんて。
後半 30 分は緊張と酸欠との闘いでした。
愛する女性を、自殺へと追い込んだ罪に。
もがき苦しみ、その悲しみさえをも。
容赦なく五線譜に向かわせる皮肉な才能。
嘘で固めた栄光は、本当に多くの。
人たちを、傷つけてしまったけれど。
それでもやっぱり、逃れられなかった。
自身の過去を、断ちたくて。
ここまで、自らの努力で。
切り開いてきた運命なのに、結局は…。
でも。
ラストシーンで、人知れず思いを秘め。
そっと、小さく上げていた口角に。
救われたのは、私だけではないですね。
と、思いたいです。
生まれ持った、宿命の下。
再び、元の名前を受け入れた秀夫くんは。
今度こそ。
幸せになりますか?
mayu.
