妄想パラダイス # 197 | 中島健人くんに妄想の暴走

中島健人くんに妄想の暴走

可愛い LOVE ♡ Honey に愛をこめて。
健人くんと、疑似恋愛しよ ♡

 

 二人とも、朝の早起きが超苦手だから。

 搭乗時間ギリギリまで寝ていられるよう。

 

 最近は空港デートが定番になりつつある。

 いつか一緒に温泉へ行きたいね、と。

 

 顔を見るたびに、実現しない予定を立て。

 だけど、年々それも。

 

 難しくなっているような気がしていて。

 それじゃぁ、空港で温泉に泊まろうよ。

 

 と、提案をした。

 ここ、地元空港内にある温泉施設は。

 

 休憩室の他に、宿泊用客室も整っている。

 いつもなら、出発ロビーの中を通り抜け。

 

 数百メートル先にある、ホテルの部屋で。

 窓の外の離着陸を眺めたりするのだけど。

 

 今日は、ちょっと趣を変えて。

 プチ温泉旅行気分を、味わえる…か?

 

 フロントで渡される、館内着は。

 厚手なのに、通気性が良く。

 

 サラッとした肌触りで、着心地がいい。

 男性用は、浅黄色の無地の作務衣。

 

 女性だけが、薄紅梅色の色違いか。

 または、数種類ある花柄の浴衣の。

 いずれかを、選ばせてもらえる。

 

 「 作務衣で、お願いします 」

 チェックインを、済ませると。

 

      

 

 「おまえ、なんで浴衣にしねぇんだよ」

 

 浴場へ向かう階段の途中で、君が言った。

 「 えっ、作務衣かわいーじゃん 」

 

 「温泉は浴衣じゃなきゃ意味ねぇーだろ」

 

 また君は、ワケのわからないことを言う。

 何の意味だ?! 無視、無視。

 「 じゃぁ、2 時間後に 『 食事処 』 で 」

 

 「はぁ?おまえ2時間もどこ磨くんだよ」

 

 「 それじゃ、3 時間後にする? 」

 人をからかいたくなるのは私の悪い癖だ。

 

 「 一時間後! …ったく、マジか… 」

 

 と、いつもの口癖をつぶやきながら。

 彼は右側の、のれんの奥へ消えて行った。

 

 

 

 

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