稼働日数に、追われ続ける。
一晩眠れば、疲れは吹っ飛ぶ。 とか。
24 時間戦えますか。のキャッチコピー。
そんな魔法は、とっくの昔に捨て去った。
どうでもいいんだ! 女子力急低下。
たとえ、1時間でも 30 分でも。
時間は、自分で作るもの。
とは、いうけれど。
堕落への甘い誘惑とは、いつも仲良し。
でも。 君の前では、強がっていたい。
忙しいのも二日酔いも、理由にならない。
この週末、天気は安定しているとの予報。
今日は私が、君の元へ飛ぶ。

「一月も忙しいとか、いーながらさぁ」
彼は彼で、相変わらず毎日が忙しくて。
今も、ホテルの客室で Wi-Fi に接続し。
さっきから何やら、パソコンで検索中。
彼は。
『 備えなければ 憂いあり 』
事前の準備に、人一倍時間をかける。
15 インチの、液晶画面上から。
「結局、今年も会ってんな。 俺ら」
君の視線は、動かない。
私は。 彼の広い肩幅に、覆いかぶさり。
(建人、シャンプー替えた?)
「だね。 この香り、わかる?」
「へぇ~、こーゆー匂いなんだ」
左手首の静脈を、君の鼻先に近づけた。
Parfum Salvador Dali.
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