「岡田武史監督コメント」


「キリンカップサッカーの2試合、ワールドカップ最終予選の3試合のトータル5試合を通して戦うメンバーということで、今回26名を選びました。
このメンバーに関しては、現状Jリーグ等を含めて、その日によって出来不出来はありますが、我々が力をつかんでいる選手、それとともに新たな刺激を与えてくれる選手、両方を考えて、バランスよく選んだつもりです。ともかく全てはワールドカップ予選に勝つためのメンバーを選びました。
26名というメンバーは、少し多いように感じられるかたもいるしれませんが、5試合をこのメンバーで戦うとともに、その間にいろんな経験、またはコミュニケーションをとってもらいたいという意味もこめて、26名を選んでいます」



Q:3週間という長い期間になるが、この間のリフレッシュ方法は?6月6日のウズベキスタン戦で予選突破が決まった場合、それ以降のモチベーション維持はどう行うか?
「正直、少しタイトなスケジュールになっているので、キリンカップについては、ウズベキスタン戦でベストのコンディションに持ってくことを考えた上での戦いをしたいと。
第1戦の翌日と、第2戦の翌日はフリーにして、ウズベキスタン戦に集中していけるようにしたいです。そして、ウズベキスタン戦、カタール戦と2試合やったあとにも、少しフリーの時間を与えようかと思っています。
ここが最終予選の大事なところだということは選手もよく分かっているので、リフレッシュはそれほど必要ないかもしれないですが、やはり体はゴールデンウィーク含めて連戦なので、少し気をつけていきたいと思っています。

それから、もし早めに出場権が取れたらということですが、僕はあまり心配していません。目標は出場権をとることではなくて、ワールドカップでベスト4に入ることを本気で目指しているつもりなので、出場を決めたことでモチベーションが落ちるようでは話にならないと思っています」



Q:山口選手(G大阪)、槙野選手(広島)、山田選手(浦和)の選出理由は?
「山口に関しては、当初寺田(川崎F)を考えていたんですが、怪我で無理だということで、ここはある意味バックアップになってくると、そうすると経験があって、チームにプラスのメンタリティ、いざというときにボールをつないだり、DFを統括をしていける選手ということで選びました。

槙野は 正直、広島では3バックのストッパーだが、ほぼ4バックの左サイドをやっているようなプレースタイルで、彼に関しては未知数ですが、何かポテンシャルを感じるものがあって、一度呼んでみたいということです。

山田は、まだ18歳ということでともかく目の前のことを必死にやっているような状態だろうと。このタイミングで呼ぶことがどうなのか考えましたが、彼の性格とか、こういうことで勘違いしたり、臆病になったりする選手ではないという情報も得て、今の浦和でもそうですが、田中達也のように彼が動くことで次の選手が動くと。みんなのスイッチを入れるような選手ということで、今回達也がいない中で、そういうスイッチを入れる選手だと。試合にすぐに出られるかは別ですが、呼んでみたいということで選びました」



Q:ウズベキスタン戦で勝点3を上げればワールドカップ出場権獲得となるが、今の心境は?
「客観的に見て、あと勝点3で(出場権が)獲れるとなれば、『あと一歩のところに来た』と思われるのは当然だと思いますが、僕はたくさんの経験をしてきて、勝負の世界で、もう大丈夫だといわれてそこから覆ったことを何度も見てきました。そういう時に、周りの人は『まさかそんなことが起こるとは・・・』で済みますが、我々はそれでは済みません。

(予選突破が)近づいてはいるかもしれませんが、我々はまだ何も手にしていません。選手にはよく話すんですが、私の解体屋の友人が話す話で、100mの煙突を解体する前に上から見ると点で怖くて仕方ない。でも15m、10mくらいまで降りてくると飛び降りてもいけるように感じるが、実際に飛び降りたら大怪我をすると。事故が起こるのはほとんどが15mから下だと。
我々はひょっとしたら15mのところまでは来たかもしれないが、今できることは一歩ずつ降りていくこと以外ないと。そういう意味で、次のウズベキスタン戦に勝つために集中するだけという気持ちです」



Q:海外組みの合流タイミングは?彼らに期待していることと、興梠選手の怪我の状況は?
「本田(VVVフェンロ・オランダ)は帰ってきているので、最初から合流の予定です。長谷部(VfLヴォルフスブルグ)と大久保(VfLヴォルフスブルグ)はチーム優勝がかかった試合が23日に行われるので、24日に(飛行機に)乗れば27日には間に合いますが、それはクラブ監督次第ということで未定です。中村俊輔(セルティック)は26日に帰国予定です。松井(サンテティエンヌ)はウズベキスタンで合流する予定です。
彼らに期待することですが、今まで一回も来たことのない選手はいないわけで、やることは分かっていると思いますし、本田は2部ながら33試合で16得点と、恐らくJリーグで日本人で出場試合数の半分以上の点を取っている選手は、高原(浦和)と中山(磐田)くらいだと思います。それだけ点を取ったということで、得点に期待をしています。
興梠(鹿島)は、今日の午前中に検査をして異常はないと。痛みが残っているものの日に日によくなっていると。キリンカップの第1戦に間に合うかは未定という報告を受けています」



Q:最近、ウズベキスタンとは対戦していないが、どんな分析をしているのか?
「前に対戦したときからは、何人か新しい選手は入ってくるだろうと。ただ、戦い方自体は大きな変化はないんじゃないかと思っています。それから、親善試合を急遽やることになったという情報がはいっているので、コーチに見てもらってそれから判断したいと思っています」



Q:FW陣に怪我の選手が多いことについて。
「他の選手が過密日程で疲れている中で、(試合に出られない彼らの方が)元気なんじゃないかと期待していますが。怪我をしてやっていないといっても、1,2ヶ月休んでいるわけでもないですし、怪我自体はそんなに重症ではないと聞いているので心配はしていません。
大久保も、クラブの練習で紅白マッチを1時間近くやっていると。紅白マッチは試合とは違いますが、ゲーム感覚を心配する必要はないと思っています。それ以外の選手もいますし、十分このメンバーでやっていけると思っています」



Q:(原委員長への質問)スコットランドで実際に中村俊輔選手をみた印象は?
「私がいったときは大一番だったんですが、前の日の練習と試合を見て、彼とも話して、足のことを心配したら大丈夫だといっていました。試合は激しい雨の中だったんですが、僕から見たら(足の具合は)あまり気にならなかったです。トレーナー同士で連絡も取っているし、彼ならいいコンディションで調整してきてくれると思います」



Q:26名を全てウズベキスタンへ連れて行くのか?メンバーの絞込みをする可能性は?ウズベキスタン戦で予選突破が決まった場合の選手の入れ替えの可能性は?
「ウズベキスタンには全員連れて行きます。怪我人が出て、どうしても穴が埋まらない場合は可能性がありますが、基本的に5試合戦うのに必要なメンバーだと思っているので、(出場が)決まった決まらないで追加することは考えていません」



Q:新型インフルエンザが国内でも流行しているが?対策は考えているのか?
「万が一、選手が発病した場合に全員拘束になってウズベキスタンにいけないということがあるのか、個人拘束になるのかとか、そういう場合を考えてフロアを分けるという判断をするのかなどは医療サイドと、協会に任せています。
インフルエンザに関しては、季節性インフルエンザが流行っているときも、我々はキャンプをしていますし、手洗い、うがい、湿気を保つということは続けていきますが、特にホテルで全員にマスクをさせるといったことは考えていません。ドクターから指示があるかもしれないですが、こればかりは打つ手といっても・・・と思っています」
以上


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