朝刊の記事を見て知った。
今までの状況から見て、しょうがないと思っていたが、記事を読んで多かったのかと!
そして、Jリーグが3チーム増えたにもかかわらず・・・。
読売新聞記事:
『高年俸ベテランが受難…Jリーグに解雇の嵐、元日本代表も』
景気悪化の波がスポーツ界を揺るがし続けている。Jリーグも例外ではなく、オフにはベテランを中心に200人を超す大量の選手が契約を打ち切られて波紋を広げた。ファン離れにつながりかねない事態の背景を探った。
Jリーグ選手協会によると、昨シーズン末にJクラブと契約を満了した日本人選手は225人。大半が戦力外とされた選手だという。27日現在、他のJクラブへ移籍した59人を含む計124人が移籍先を確保できたものの、79人は引退。残り22人は、今も現役続行を目指し就職活動中だ。
選手協会が統計を取ったのは今年度が初めて。あまりの多さに危機感を抱いたことがきっかけという。高野純一事務局長は、「例年の契約満了者は150人程度。J2が3チーム増えたことを考慮しても異常」と、一気に5割増という状況に驚きを隠さない。
元日本代表の解雇、移籍も目立った。2度のW杯出場の実績を持つMF福西崇史(32)(東京V)は引退。広島から千葉へ期限付き移籍していたMF戸田和幸(31)の行き先は未定だ。J1からJ2へ戦いの場を移した選手も、MF藤田俊哉(37)、DF田中誠(33)ら少なくない。
契約を更新しなかったクラブの幹部によると、ある元代表選手の昨季の年俸は5000万円を超した。多くの選手の代理人業務を手がける「ジェブエンターテイメント」(東京・渋谷区)では、「高い年俸がネックになるうえに、ある意味で扱いにくいベテランよりも、色に染まっていない若手を採りたがる監督は多い。そうなると実力は二の次」と打ち明ける。
ベテランばかりか、若手も含む大半の選手が入れ替わったチームもある。J2で昨季13位の岐阜は、33人のうち10人だけを残し、新たに大学生ら15人を加えて、25人体制で再出発を切った。広島の総監督や日本サッカー協会技術副委員長などを務めた今西和男社長(68)は、「試合の多いJ2では、体力の持たないベテラン中心では勝負にならなかった」と説明する。
成績が上がらなければ観客数も伸びず、今年度は約9000万円の赤字を計上。平均約450万円の年俸は約300万円にまで圧縮したが、JFL時代も含めた累積赤字は3億円を超える見通しで、昨年12月には、Jリーグの公式試合安定開催基金から5000万円の融資を受けた。今西社長は、費用対効果を見極めずにチームを編成していた運営の誤りを認めたうえで、「健全経営には入場者収入を基本とし、選手によるサッカースクールなどの地域貢献活動を通して、ファンを増やしていきたい」と語る。
不況はまだ底を見せておらず、今季終了後にも再び大量解雇が発生する可能性はある。移籍、引退はプロの宿命とはいえ、実力以外の要素で、選手の行く末が左右される姿は健全とは言えない。「クラブとしての目指す位置や、監督が代わってもぶれない運営方針など、各クラブは真剣に考える責任がある」。ある代理人は、こう提言している。(増田剛士)
リンクはこちら !