ノーベル賞を受賞 された方で、お茶目で、面白い方だとばかり思っていた。
だから、テレビ受けする方だと。
しかし、この寄稿
を読んで、「わび」とか「さび」が分かるかたとお見受けした。
以下の文章に垣間見える。
「オペラが演じられた晩餐(ばんさん)会をはじめとして、色々な行事や我々への対応の仕方など、ちょっとしたことにも自分が招いたゲストたちを、もてなそうとする心に満ちていた。
おもてなしの心とは、もてなす主人ともてなされる客人の間の一対一の関係のはずだ。だから、その間に他の人間が割り込んで来ることなどは許されない。」
「一見ただ空いているかのように思えるような時間であっても、ゲストにとって必要な「間」と財団は判断した上で空けてある空白の時間だからだ。ノーベル賞とはどういうものなのか、ということに対する、財団側の強い姿勢や意志の存在が感じられた。」