書くのが追いついてませんが、
4月の終わりごろ、やちねこ(地域猫やちよ)さんのミーティングに顔出してきました。

例の大規模団地に地域猫活動を萌芽させるにはどうしたらいいのかとか、いろいろ相談に乗っていただきましたが…、その団地から初参加の皆さんが あわあわ焦って訴えるには

「少し離れた餌場に、おなかの大きい雌猫がいる」

「もう生まれちゃって、育児放棄だったので、地面に転がってた赤ちゃん猫を保護して病院に預けた」

「ところが、産んだ雌猫がまだおなか大きい」

「数時間遅れて生まれる話は聞いたことあるが、何日も経つのに?」

「もし中で胎児が死んじゃって、うまく吸収されずに、たとえばガスで膨れてるとか?」


病院へ連れて行きたい、捕獲を手伝ってほしい…とのご依頼でした。はい、がしゃん。


(プレハブ倉庫の床下に何匹か住み着いてるようです)

(決まった餌やりさんはいないのかも。ゴハンが足りないと団地内まで遠征してくるけど、途中の道路でよく轢かれる。「絶命」の子も、位置関係から言ってその可能性はありました。)


(ターゲットのおなか大きい子。)


翌日、依頼主さんに同行してもらって病院へ運んだら
  「ごく通常の妊娠状態です。
   中で胎児が死んでる?
   だったらこんなに普通にしてないよ~」

しかも もういつ生まれてもおかしくないとな

えっ…でも地面に転がってた赤ちゃん猫は?
保護して病院に預けたのは、依頼主ご本人。
いろんな人が関わってるから断片的な伝言ゲームで、事実と想像がごっちゃに伝わってくるけど、預けたハナシは確実。

…てことは、「この雌猫が産んだ」ってのが誰かの想像だったのね~。
他にも妊猫がいたんだわ…、そっちも捕まえてオペに運ばなきゃ…

で、目の前にいる この妊猫さんは、誰がどーするの?

医「………どうしてもって言うなら、明日なら手術してあげるけど…」
  (日曜の昼近く、動物病院は午後休診)
依頼主「…アタマ真っ白で何も考えられません…。
    入院させてリリースしか考えてなかった…」

預かり急募?!とか、別の猫ボラさんが大和田の動物病院を拝み倒せば、緊急堕胎避妊してもらえるらしい?!とか、一同 あわあわしている間に、午後には4匹御誕生


ほぼ捕獲機出産…
コメントいただきました


迷子猫さがしてます。。 (さゆり)
2015-05-12 00:57:38
佐倉市1丁目付近で猫が、脱走してしまいました・・。名前は、サスケ、一歳、オス、去勢手術わしてません。。柄は、グレートラ柄です。。アメショーと雑種の子の間の子で、黒が強めです。水色の花柄の鈴つきの首輪をしてますが、簡単に取れるようになってるので、外れてしまってる可能性もあります。。 見かけたら連絡、下さい・・。。


ーーーーーーーーーーー
さゆりさんへ
佐倉市一丁目って、どこですか?
町名が分かったら書いてください。

表町? 大崎台? 京成佐倉の方?

町名が分からなければ、目立つ建物などでもいいです。グレートラさん見つかりますように…
去勢手術はしましょうね…



Hello world


世界を構成してるのは

ママと毛布と新聞紙

おひさま、カーテン、ガラス窓、
それと…


ゴハン! 今日、発見したよ



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クルマで10分ほどの所から
「庭に来る三毛ちゃん2匹を不妊手術してあげたい。費用は出すが、一般病院の価格では苦しい。捕まらない。病院送迎のクルマも無い」
との御依頼。はいはい、お手伝いしますとも。よくある案件、良心的なケースで助かります。

ところが依頼者がおっしゃるには


しなきゃ、しなきゃと思って困りぬいていたが、誰に相談したらいいか分からなくて、
市役所に聞いても相手にされないし、もう「佐倉市はそういうのダメなんだ」と諦めてました…

たまたま、姪と話して愚痴ってみたら、姪は ときわだいらに住んでるんですが
電信柱に「野良猫の不妊手術、ご相談ください」と貼紙を見かけた、と。

で、そこへ連絡してみたら
「どうにもならない時は自分が行ってあげます、クルマは無いので、電車で捕獲機かついで、
2匹ですか、往復で4回ですね、がんばります」
と言ってくださったけれど、

それでは あまりに申し訳ないので、もう少し近くに誰かいないか お尋ねしたら
船橋の清水さんを紹介してくれた。

その方がお忙しくて、なかなか連絡がつかなくて、一週間後に やーっと電話が繋がったら
臼井あたりの鈴木さんを紹介くださって、その鈴木さんから「山本さんが近くだから」と話を繋いでもらった。


とのこと。ご近所なのに、えらい大回り。
そ、それは…なんだか各方面に申し訳なかったですね

こちらに依頼が来る時ってネット検索かクチコミなので…市役所に相談するとか、電柱の貼紙とか、考えてみたこともなかったです。

仕方ないので、いちおう市役所に声かけてみました。捕獲搬送なら お手伝いできると。
担当は生活環境課
TNRのこと、ちゃんと分かってるのかどうか、今度ゆっくり話してみないと。狂犬病集団接種が終わってからにしてほしいとな。

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子猫の目が心配なので、親猫から掠め取ってみました。
あーやっぱり、4猫8眼のうち5つ塞がって、膿が ぷわー状態。
拭いたらまだ眼球に異常はありませんが、ちょっと風邪目??? 親から貰った抗体はどうした…

母猫、盛大に怒ってます!
3段ケージの一階に立て籠もっているので、上から大量に毛布をばさばさ掛けて、中で母猫が溺れて(?)る間に、裾をめくって子猫を掘り出した(?)んですが、ケージの二階で目を拭いてたらジョーズのごとく下から がばーっ と現れて、子猫の首を咥えて奪い戻しました。

もうまるっきりマンガです…。
いやいや、真面目に、母猫のストレスにも配慮してやらなければ……って、やっぱり笑うところですよね?


母猫もクシャミしてるんで、手持ちの抗生剤をフードに混ぜてみるか…。
感染症か「ただの風邪?」か分からないのに、素人がむやみに抗生物質 飲ませちゃいけませんね、子猫だけでも病院に連れて行くか…

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今まで欠かさずピッタリ添い寝してたのに、今日は少し離れてます。暑いなら毛布を減らしてあげようか…

…って、手を差し入れたら がっつり噛まれましたーーー。えーえーあたくしが悪うござんしたよ



翌日。
毛布を替えようと手を入れて噛まれてから、お怒り度がアップしてます。
キジトラ♀が、目が開いてないようで気になるんだけど、さわれない…。

野犬狩りの首絞めるような棒で母猫を押さえつけて子猫を奪るか? ……ほぼ虐待

自然に子離れするまで待つか…。いやいや、野良教育を施されたら困るし、里親募集の適齢期も考えると…、6週めぐらいで離すかなー。ブリーダーには8週齢まで離すなって言ってるのに矛盾だけど…

開眼期には、母猫がまぶたをやさしく舐めてやるだろうと思ったのに…子猫の体重もぜんぜん測れてない…。しょうがないかー、親猫がつきっきりで育てて、それでもうまくいかないなら、そういうもんだと受け入れるしかないかな…。いじりすぎは良くない(自戒)。親猫はよく食べてる。放置ぎみで行くか…

外だったら半分 死んじゃって、1~2匹 デビューしてくるか全滅か、ってとこだろう…。
完野良っこが過密部屋のケージに押し込まれて、よく発狂もせずに子猫を慈しんでるんだから、まぁまぁ上出来と思っておくか…sigh


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子猫はリラックスしてるから親猫で当たりなんだろうと思う(別猫@授乳中ではなく)


良かった、これで寝れる!!
ちびちびの人工授乳は、寝不足になるのでキツイっす…



あんまり刺激しちゃいけませんが  「どのくらい」 ←笑 か知りたかったので、いらない手袋に布を詰めて棒の先にくくりつけて差し入れてみたら

「二発殴って噛みつく、でもその後は諦めて撫でさせる」でした。


超パニックでケージの中を飛び回ったり、発狂して子猫を噛み殺す感じではなかったので、そのまま親猫に任せました。手袋に触れられたままでも(怒り狂ってはいましたが)授乳姿勢になっておなかごろんしてたし。でも子猫は触らせてもらえない、まだ体重を測ってなかったのにー


おおむね問題なさそうだけど… 人間と信頼関係にない親猫をいきなり ひっさらってきてケージの中で子育てさせようなんて大丈夫かね…

それと、もし最初に逃げた時に、「いちばん大事な子猫」一匹だけ咥えて連れ去ってたらどうしよう? それ死んじゃう…

おっぱいの数を確認すれば子猫の数と合ってれば大丈夫だと思いますが、そこまで触らせてくれなさそう…。母猫が意図的に引っ越しする時は育ちそうな強い子から移動させると聞いた気がしますが、とっさに逃げる時は誰も連れて行かない???



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親猫 入ったーーーー

親猫だと思います、おっぱい張ってる、聞いてたとおり黒猫だし。まさか別猫@授乳中だったらどうしよう?


子猫の匂いのついた毛布と、オシッコちょんちょんしたティッシュと、猫缶を仕込んだ捕獲機を掛け、
それとは別にダミーで、餌だけの捕獲機をもう一つ掛けたらダミーの方に入ったけど

通りすがりの餌求め猫がダミーに入って、母猫は子猫の匂いのする方に入るだろうって二段構えだったのに(笑)



怖(こえ)ーよ

洗濯ネットにぶっこむの無理そうだったんで、捕獲機のなかに布をどんどん押し込んで、一隅に追いつめて身動き出来なくして、フロントラインを1mlシリンジに吸いとって(本来の容器より丈が長いし押し付けて押し出しやすい)捕獲機の外から後ろ首のあたり、毛の表面ではなく皮膚とおぼしき手応えまで ぐりぐり押しこんで滴下しました、

虐待とお叱り頂戴しそうですが…、ノミを持ち込まれたら困るので…

暫時 捕獲機のまま待機、
キモチも落ちついた頃、捕獲機ごとケージに入れてみて子猫との反応を見る


私と戦うことしか考えてなかった親猫が子猫に興味を示し、この状況では おなかごろんまでは出来ないものの、横座りして与乳の気配があったんで、一緒にしてみました。

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来たぁぁぁ!の続きです。


デジタル1kg秤が どっかに逃げた(去年しまったはずの場所に無い)。
まぁいいや買い置きのミルクとシリンジは無事に発掘。直前まで親猫が世話してたから衰弱してないのは良いけど、人工乳に文句タラタラ。

親猫、お乳が張ったら帰ってくるか期待したけど来ない、子を捜す呼び鳴きも聞こえない。いったん撤収して自宅で人工哺乳開始します。保父さん付きました。

保父にゃんは資材置場の ぐれはち 君です。

仕掛けてあるので、明朝ぐらいに親猫が入ってくれればいいけど、関係ない奴が入るかもなぁ…
仕掛けたら捕獲機を離れるなって鉄則だけど、入ったら知らせが来るし、盗まれないようにチェーンロックでくくって来ました。


ーーーーーーーーーーーー


で、連絡が来てみれば まるっきり お約束で知らないオスが入ってるし。

もーっ捕獲機は引き揚げ、親猫のことは後日また考える…スマホの赤目補正機能を使ったら白茶の瞳が妙につぶらなんですが(笑)
母猫は黒か、黒っぽいとのことです。濃キジトラか、黒がちサビか、つま先顎下白パンツの黒白も視野に入れる感じ?
翌朝、子猫を捜してわぁわぁ騒いでたらしいです、まだ現場近くに留まってるらしい。


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