昭和期の大規模団地に猫うろうろ、住人さんの間から地域猫活動が立ち上がればいいのになーと画策しながらTNR支援に通っている団地(UR、公団)のハナシです。

団地の外周道路から徒歩1分の一軒家に猫やら犬やら、団地から捨てられるのか野良が勝手に寄ってくるのか、
庭に立派な猫小屋を建ててやり、犬には犬小屋を与え、
その犬小屋が子育て野良猫に乗っ取られ、
そこへ置いてやった餌をめあてにさらに野良猫が寄ってくる… 仮称【百匹の家】


避妊手術を進めています。
猫小屋の中にいる子は、いちおう「飼われている」ので、そこのおばあちゃまに自己負担をお願いしてますが
外から勝手に寄ってくる、さわれない凶暴っこちゃんは「団地の野良(地域猫未満)」と考えて、いずれ どうぶつ基金様のチケットを使わせてもらいたいのですが…

よろしいでしょうか?

どうぶつ基金様に決めていただくことですが、
ご支援くださる皆様のお気持ちしだいな部分もあるかな~と思いまして…

今回は、おばあちゃまに自己負担してもらった子たち。


黒白ちゃん、女子。


キジ白くん、男子。


シャム風ちゃん、女子。風邪症状が重く、血尿もあったのでコンべニア打っていただきました。
コンべニア費も おばあちゃま負担。


黒白ちゃん、女子。

イイコたちです。
おだやかに猫生をまっとうしてくれたらいいのですが、このまま押しつけ遺棄が続いたら、ここのお家、崩壊しますよ…。

置いていく人の気持ちは容易に想像できます。

飼えない、でも殺処分したくない。
これだけたくさん飼ってるなら、あと一匹ぐらい増えても変わらないだろう、
助けてくれるに違いない。


小さな甘えが巨大な暴力となって善意の人を押しつぶす構造、
なんと評していいのか、言葉が浮かびません…。

リリースの予定はありませんが、耳カットに同意してくれました。
趣味で自家繁殖して増えたわけではない、
庭先に捨てられ続けて ほんとうに困っている

と理解してもらう一助になればいいですね。

クルマで10分ぐらいの距離なのに、私のやってるTNR支援が伝わってなくて
「庭で餌あげてる猫を避妊手術したいけど、いったいどうしたら…」
と悩んで、
ときわだいら→船橋→経由でご相談の来た件、の続きです。

ベランダに食べにくる2匹の三毛さん。
もともとそのベランダで生まれて育った。
母猫はその2匹に餌場を譲ってどこかへ去った。

その後、母猫が帰ってきて娘猫のうち1匹を追い出した。
母猫は今年の子猫を生んだばかり、どこかに隠して育てている。


というところまでお話ししました。
隠して育ててた今年の子猫、一匹だけデビューしてきたそうです。




寄ってこない。
キジ白?、三毛?


縞三毛かな?美形ちゃんですね。
しっかり野良教育が入ってるぽいです。

親猫、そろそろオペしましょう。
子猫も保護して里親募集できればいいんですが、さてそんなにうまくいくものか…
クルマで10分ぐらいの家なのに、私のやってるTNR支援が伝わってなくて
「庭で餌あげてる猫を避妊手術したいけど、いったいどうしたら…」
と悩んで、ときわだいら→船橋→経由でご相談の来た件
、の続きです。

ベランダに食べにくる2匹の三毛さん。
もともとそのベランダで生まれて育った。
母猫はその2匹に餌場を譲ってどこかへ去った。

餌やりさんはご高齢で、もう家の中では飼えないので、これ以上増えないように手術して自分が元気なうちは給餌を続けたい…

とのお話しだったんですが、
その後、母猫が帰ってきて娘猫のうち1匹を追い出したそうです。

母猫は今年の子猫を生んだばかり、どこかに隠して育てている。
追い出された娘猫は、おそらく未妊。
居残りを許された方の娘猫は、おそらく宿している。



まだぎりぎりでもないので、居残り娘猫の手術から。


事前に馴らしを頑張ってくださったので、捕獲順調。
お顔がハゲハゲですが、たぶん疥癬?
手術時にレボリューション(有料)もお願いしました。



5/16にオペしていただいて、めでたく さくら耳
うちから北西へ小1時間、昭和期の大規模団地に猫がウロウロ、住民の皆さんから地域猫活動が芽生えればいいのになぁと画策しながらTNRに通ってる団地の話です…

(今までのお話は こちら)


「避妊手術済みの野良ちゃんが再度 妊娠してる!」
と餌やりさんから連絡がありました。
ぇ、そんなまさか

写真を送ってもらったら…

えっ?
たしかに、おなか大きい???
ような気がする…?????


耳カットの猫が産んだ、という噂はたまに聞きます。
卵巣の切りこぼしがあって再生した?
ケンカ傷が耳カットに見えた?
手術時に妊娠ごく初期だったのに、未妊と思って子宮を残し卵巣のみ切除した?

「あきらかに人為的な耳カットなのに、あきらかにタマつきのオスがいる」と聞いたこともありますが、ほんとなら詳しく知りたいです…。(↑大阪らしいです)
3週遅れどころか、5週遅れになってきました。
GW頃のハナシですスミマセン…(平身低頭)

子猫用フード、ご支援頂戴しました、ありがとうございます。
隣市で精力的にTNRを進めておられる CCY (Cherry Cat Yachiyo) 様宛でした。
モモちゃんママ様、ありがとうございます、成長期の子猫に最適・高品質フード、大切に使わせていただきます。



捕獲名人Yちゃん様からのおまけも付いてました、ありがとうございます~
TNRにしろ、地域猫にしろ、目指すところは餌場の消滅です。

「一代限りの命をやさしく見守ってください」
   イコール 
「新しく捨てられず、新しく生まれなければ(TNR)、
 この子たちが生を全うしたあと、餌場は消滅します」
   つまり 
「飼主のいない猫、地べたで暮らす猫、『野良猫』は、いなくなります」


これ以上、増えないから見逃してください…ではなく、数年先ですが、猫はいなくなります。トラブルはそこで終わります。



ほんと?
そんなにうまくいくわけないっしょ?
どうかな、見てみましょうか…


2013年の初冬から通い始めた現場、
BEFORE 2013年11月



どうにか幕引きが見えてきました。
AFTER  2015年6月

「エサやるな」の貼紙が消えました。正確には、丸まって隅っこに写ってるようですが、貼った人にとって、貼り直す必要性が薄れたようです。

2015年6月、2匹がひっそり暮らしています。2匹ともTNRさくら耳です。
黒おす黒白めす



------経緯------
2013年11月当初、成猫8~9匹いたでしょうか。


(1)黒おす  → TNR 今も元気
(2)黒白めす → TNR 今も元気
(3)黒白おす → 未済、タマつきのまま、この冬に失踪または病没
(4)茶トラ短毛おす → 2013年末ごろ、輪禍落命
(5)茶トラ長毛おす → 保護、里親募集準備中に保護宅にて病没(2014年夏)
(6)白キジおす   → 未済タマつき、餌場を移動したらしい、時々見かける
(7)ヒマラヤン風めす→ この冬に失踪、病没か天寿全う
(8)キジ白めす → 保護、里親募集、里親成立、今も元気で幸せ
(9)その息子、キジ白おす  → 保護、今も保護宅で良縁待ち
(10)その娘、キジ白めす長毛 → 保護、今も保護宅で良縁待ち

その後、子猫が3回発見されました

(2)の黒白めすの子(推定2013年10月生まれ?)
(11)黒白おす1 → 保護、今も保護宅で良縁待ち
(12)黒白めす  → 保護、今も保護宅で良縁待ち

(13)黒白おす2 → 保護、病没



2014年夏に遺棄?または野良親の産んだ子猫が餌場デビュー?
(14)茶トラ
(15)茶白
(16)黒白
3匹、saltycatさんに保護していただき、それぞれ良縁成立。今も元気で幸せ。ありがたいことです。


2014年末、よその餌場から流れてきた?
(17)黒白半長毛めす → 保護、今も保護宅にて良縁待ち
------経緯ここまで------


ちょっと、保護宅に負担がかかりすぎですが
 (ウチですよ、ウチ。ひとごとみたいに書いてます)
おそらくここの餌場は平和裏に自然消滅できるのではないでしょうか…


参考までに、餌場発生理由 : 
独居老女さん猫飼い避妊せず、死去。
友人老女さんが通いで餌やり、避妊せず。
そばのコンビニから見えるので、狙って捨て猫されて さらに増えた。


餌場の地主 : 
死去した老女さんの甥御さん夫婦?かなにか、親戚らしい。
当初、迷惑がって「エサやるな」の貼紙をしたが、TNRと保護で減っていくのを実感したのと、餌やり老女さんが「あんたの伯母さんが大事にしていた猫なんだから、保健所で殺したり餌やり禁止で餓死させたらバチがあたる、今いる子たちだけは最後まで自分が餌やりする」と説き伏せたといか強引に黙らせた…


今後の課題、というか、祈るばかりですが :
新規捨て猫されませんように。
近所の餌場から、流れてきませんように。
餌やり老女さんが、猫の寿命より長生きしてくれますように。


↓参加カテゴリを「野良猫」から「猫のいる暮らし」に変更したので、ちょっと今回だけぽちっていただけますか…お願い
佐倉から南東へクルマで小1時間、こまめなフォローが難しい 資材置場 の餌やりさんからデンワ掛かってきました。
新顔が10匹ぐらい? 急に現れたそうです。多頭遺棄?

またですか?
2013年の夏にも、そんなこと ありましたよね?


捨てる奴が悪い… 一点張りで餌やりさんは怒りますが、
そりゃーねー、遺棄は犯罪です、もちろん悪いですよ?
でも 「他のどこか」 ではなく、「ここ」 に再三捨てられることの意味とか、次の災害(?)を防ぐための対応とか、ちょっと考えてみるっての いかがでしょう…? (もちろん全然聞いてない、猫がかわいそう と、千葉は民度が低い、静岡じゃこんなことなかった



新顔さんたち







なんか… 昔ここで保護したぴょこたん に雰囲気が似てるな?


このエリアのゴッドマザー、白黒モフモフ の親類みたいな雰囲気 醸してない?

もしかして同一犯が何年も前から毎回持って来るんでしょうか?ふざけた話です。
イナカなので…「遺棄は犯罪」って、地元の派出所にレクチャーするところから まずハードル高そうですが…

佐倉から東南へ直線で15kmぐらい、自分の生活圏でもないし、何の用事のついでも無く、こまめなフォローが難しいです。
どなたかお近くの方、お力添えいただけませんでしょうか?

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書くのが全然追いついてませんが、千葉県のボランティアに登録して、講習会に行ってみました。

貼るものがないので、会場の写真


知った顔はいませんでした。
8割がた女性、年代は30~70代?
男性は年配者が多い。ミドル層はちょっとプロ市民風。

何年か前に聞いた噂では
「自治会か何かで割当があるらしく、しぶしぶ登録して全然やる気のない人と、肩書大好きオバチャン軍団」
とのことでしたが、それよりはだいぶマシでした。休憩時間に漏れ聞こえる会話は

「今日、餌やり当番なもんだから…」
「この前の捕獲でね…」
「譲渡先で脱走しちゃって、もーーーーーぉ大変だったのよぉぉぉぉ…」

うん、同業者系。

講習会で強調していたことは、無理するな、のめり込むな、抱え込みすぎるな。
事故らず、詰(なじ)らず、怒らせず。

あと、災害時対応として 「飼主を置去りにして、自分と被災動物だけの世界になってはいけない」。
活動報告も、ずいぶんとヌルイです。命を削るみたいなレスキューボラさんたちの話とは、ずいぶん世界が違うなぁ。

批判ではないです。
県の不妊事業を扱ってる部署なので、そこの雰囲気を覗き見るためにも行ってみました。

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どうも自分のブログが堅苦しくて つまらないので困っています。
そりゃ飼主のいない猫たちに関わっていれば、そうそう面白おかしい展開にはならないですけど…


それはさておき。
「やっぱり猫屋敷」に通い始めて1年になるでしょうか。


◆どんな現場?
住宅地の中に一軒だけ農家風の家があり、玄関も縁側もあけっぱなし。
母屋の他に8畳二間ぐらいの離れ?大きな物置?もあって、飼猫も野良猫も出入り自由。
オフシーズンで30匹かもっと、子猫の時期には……こわいので数えてません。

◆人の状況は?
餌やりシニアさんは一応、避妊去勢を進めたいと言いますが、その娘さんが捕獲機 大嫌い。
「子猫が生まれたって、うちの庭で死んでいくだけじゃない、ひとさまに迷惑かけるわけでなし…」
と言ってたはずが
「生まれた子猫は近所の子供がそこらへんに捨ててくるから、避妊しなくたってウチは困らない」
と豪語したツワモノです。

皆さん思い出してくださいましたか?
そう、あの、あっかんべぇのゴッドマザーがいる現場です。


癒しの達人さんが子猫3匹の保護を引き受けてくださって、それぞれ素晴らしい御縁に送り届けてくださいました、本当にありがたいことです。


現場の方も、機会を掴むごとにTNRを進め…

↑ AFTER、一年後の今です。去年よりは若干、わずかに、ほんの少~し…マシでしょうか?


↑ BEFORE。去年の今ごろ。


また現在に戻る、と言っても3週間前ですが

あっかんべぇのゴッドマザー。
哀れにやつれきって…、この後 生まれた子たちはダメだったそうです。




耳カットちゃん元気でなにより。
が、いっしょにオペした姉妹猫は、つい先日 家の前の道路で轢かれて亡くなったそうです。………ってさぁ、あのねぇ、もう言っても言っても無駄だから…sigh


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書くのがおいつかなくて、これも3週間前のハナシで恐縮ですが
例の大規模団地に地域猫活動を萌芽させるにはどうしたらいいか?
の件です。

団地住民さんは「ペット禁止」の規則が足かせになっていて、地域猫のリーダーになります なんて名乗り出られる状況じゃない。
じゃあ、団地住人じゃないけど、ここの猫問題を気にかけてくれてる、すぐ近くの人は?
という案が出て、適任者はいないか聞いて回ったら

「あ、いるわよ、あの人」。
3号棟の餌やりさんがアテにしてる先へ、みんなでぞろぞろお願いに…

団地外縁から徒歩1分の立派な一戸建て、家族三世代で猫好き (アテにしてる人材は おばあちゃま) 、おうちの中には数匹の猫が大切に飼われてる…のまではいいんですが、


庭に巨大な猫小屋が



団地の人が、引っ越していく時にみんなウチへ捨てていくものだから、飼いきれなくて…



しょうがないから大工さんを頼んで猫小屋を作ってもらったんですが、そこにも入りきらなくて
おまけに犬まで捨てられて、犬も3頭いるんです…



その犬小屋に、野良猫が住み着いて中で出産しちゃって、犬は追い出されてね(苦笑)。
人が好いと言うか、「犬が好い」と言うか、怒りもせずに自分の小屋を提供しちゃったんですよ この子は…



中の母猫はすごく凶暴、ちょっとでも覗くと爪パンチが出るから様子がわかりません、もう猫で怪我するのはこりごりだし…



おっぱいあげてる母猫を飢えさせるわけにはいかないから、犬小屋のそばにゴハンを置くと、
それを目当てに、もう何処から来るか分かりませんけど、団地からも、違う方からも いっぱい集まって来てね…


※猫小屋の中の子は、フェンス運動場で外気浴できますが、外には出られません。
地面にいるのは  「どこかから来た、さわれない野良猫」  だそうです。


猫小屋は天井が高くて広いですが、中は区切られてなくて一間続き、
オスメス分離できてない、
手術が追いついてない、
今も目の前で発情鳴き&交尾してる

ちょ、ちょっと、地域猫のリーダーを頼むとか以前に、このおうちがレスキュー対象じゃないの
3号棟の餌やりさんによると、百匹いる らしい。
ぅん、ありえる数字かも、この状況なら…