風邪をひいてテレビ見てた話。 | だいじょぶ明日はちゃんとやる

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本当は狙いを定めて記事にしたいのですが、何もかも定まっていない人柄なので、漠然とした日記をお届けする予定です

おはようございます。

今週は風邪をひいて散々でした。

2日休んだ。
まぁ、会社なんて行きたいわけでもなし。
理由があればジャンジャン休めばいいじゃない、って感じです。
所属する会社が以前より嫌いになる出来事が少しありまして。
私だって、やる気ないまま仕事したいわけじゃない。

このまま「仕事してる雰囲気で金だけもらって過ごそう」と思うか。
「せっかく来ているのだから業績に貢献したい」と思い直すか。
4月から始まる来期の、私だけが注目している、私の動向。

さて。
上述のように仕事を2日も休んだ今週。
いくら養生養生といっても、ずっと眠っているわけでもなく。
テレビ見たりもしていました。
「犬神家の一族」、「悪魔の手毬歌」、「shall we dance?」 あたり。

金田一モノについては、休んでいた時間や、通勤時間であらためて原作を読み直して。
どうも、すぐ忘れるんですよ、金田一モノって。
「おりんでございます」の老婆の正体がスケキヨで、32人殺した揚げ句、「木違いじゃが仕方ない」と言われても、「あぁそんな話だったかな」とか思っちゃいそう。

「shall we dance?」を見たのは、もう何度目だろう。
5~6回見てるかもしれない。
好きですね、この映画。

社交ダンス。
まぁ、興味ない人に「私の趣味は社交ダンスです」と言えば、感心されるより、まず変人扱いされますよね。そのあたりも映画では強調されていました。

主人公は、まぁ、いわゆる「スケベ心」もあり、社交ダンスを始めるわけですが。最終的に、その当初の動機を超えて、ダンスを頑張ります。これも、とても納得させられる。
まぁ、妙な世界ですよね。
他人の異性と、手をつないで、腰に手を回して、って状態が基本ですから。
他にないですよね、普通に生きててこういうシチュエーション。
でも、段々と「スポーツ」としてダンスに取り組むことになる。

やってみれば、汗だくになりますし、足も痛いし、公民館でやるくらいならともかく、大会に出るためにスクールで云々となると、そりゃそうなりますよね。
また、「スケベ心」から「スポーツ」化した状態も悪くない。ステップを覚えることに努力するのも楽しさがあるし、カッコよく踊れれば、嬉しいですもんね。
いやまぁ、「スケベ心」がゼロになって、純粋なスポーツ心になるとは言いませんけど。やっぱり、そこに「中年」でも異性がいる状況が華なんだとは思います。
そんなところも、自然と良く書かれていました。

起こる出来事に、細かいことも大きなことも、やけに納得させられます。
教室の男3人で居酒屋で話すとか。(こんなことやってみちゃった同士、飲みたいよね)
先生待ち伏せた揚げ句、罵倒されるとか。(自分はそこまでやらないと思うけど気持ちわかるよ)
誘われたダンスパーティで立ちんぼとか。(習ったステップしかできないんだから、立ってるしかないよね)
役所広司の「ダンスの何がいけないんだ!やったこともないくせに、失礼なこと言うな!」もいい。これは、今つぶやいただけでも泣けてくる。

竹中直人はもちろん、渡辺えりも、徳井優もいい。
教室の年いった先生も上品でいい。

もう一点、いい部分を語るなら、奥さん役の原日出子さんですね。
夫の怪しい行動に、探偵を雇う内向的で地味な奥さん役。
逆に、こういう奥さんだからダンスに走ったんだと思う。
さらに、物語の後半「私にもダンス教えて」と言ってくる。
このシーンは、娘が「教えてあげなよ!」と言って収拾がつきますが。

「いや・・・お前とダンスやりたいわけじゃないんだよね・・・。
むしろお前のいない世界で、青春したかったんだ。
・・・あ、いや別に、異性がどうとか、ってだけじゃなくてさ。いや、それも、まぁ全然あるんだけど・・・いろんなことをひっくるめて、青春、ね。」

ということを言いたくなる、いい奥さん役だったと思います。
あと一歩二歩踏み込んでくると、嫌な奥さんになっちゃっただろうな。

あ、そうだ。
探偵役の柄本明。
彼は依頼主の主人公の奥さんに「浮気じゃありません」と告げる。
まぁ、もちろん浮気じゃないですけど。
調査した時点での、主人公のダンスへの意識はどの程度だったかな・・・ちょっと忘れちゃったけど。
柄本明は、調査が終わっても、その後も主人公のダンスのイベントに悉く陰ながら参加してくる。
この探偵さんは、きっとダンス経験者なんでしょうね。
「ダンスオヤジのスケベ心」も、ダンスにはまるオッサンの気持ちも、ある程度のダンス経験もあるようです。
だから、主人公の奥さんに浮気ではないことを告げ、その後も責任持って監視し続けたのかな・・・なんて思います。

とにかく。
家庭を持つ中年男性の、軽い心の明と暗を描いた、いいドラマだと思います。

やけにこの映画について語っちゃったな。。。
全くの未経験者でもないので、もう一度ダンスをやってみたい気持ちもあります。


あと、最近やってるのが。
プレステのゲーム。
これについては、また気が向いたら書こうと思います。

今日は、開幕したプロ野球を見に行ってきます。
風邪明けでちょっと微妙だけど・・・。

ではではでは。