妊娠できるまで① これまで~2015年 | Mayブロ

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40代前半で妊娠しました。これから新しい命をむかえるにあたっての少しの不安といっぱいの楽しみな記録♪
⇒2018年4月 無事出産しました

少しずつ妊娠できるまでの経緯を残していきたいと思います。

不妊治療でクリニックに通った期間は2年半ほどあるので、かなーり文章にすると長くなりますっ!

今回はこれまでのことと不妊治療をスタートさせた2015年だけを綴っていきますニコ

えと、、それでも長いですが、、滝汗興味があれば最後までお付き合いくださいませウインク

 

これまで

相方との出会いは20代前半のころ。付き合いはじめて1年くらいから同棲をしているので今年で20年近くは一緒にいます。

その頃は賃貸のけっこう高いマンションに住んでいましたが、2人とも正社員でまだ若かったので利便性の高いこのマンションが気にいっていました。

わたしはLAに1ヶ月留学したり、1年シドニーにワーキングホリデーに行ったりと自分のやりたかったことも優先していました。

子供のことももう少し先と考えていたので、数年同棲して結婚してからもその高いマンションに住み続けて、結局丸10年住んでいました。

少しずつ貯金もしながらそろそろ中古でもいいからマンションを買って引っ越しをして赤ちゃんのことも考えよう、と相方と話した頃には30代半ばになっていました。

でも、最近は30代後半で初産の方も多く、周りでもそういう方も多かったので自分たちもすぐ赤ちゃんが出来る、と思ってしまっていたのです。

その矢先にたまたま検診で子宮頚部高度異形成が見つかります。。

 

不妊治療スタート

幸い子宮頸がんの一歩手前の高度異形成の段階でレーザー蒸散の手術をしていたのですが、わたしはハイリスクのヒトパピローマウィルスにも感染していたことがわかり、数年フォローアップ検診が続きました。

フォローアップ検診は3ヶ月ごと、6ヶ月ごと、と続いていたのですが、2014年の秋に大学病院の主治医に症状も安定しているしもう1年間来なくても大丈夫だよ、と言われました。

主治医は赤ちゃんが欲しいのも知っています。もうその時40歳過ぎていたのですが、今はそれでも産む人が多いし頑張ってね、と応援してもらいました。本当はフォローアップ検診中も、心配だろうけど妊娠してもちゃんと経過を見るから妊娠してもいいよ、とは言われていたのですが、相方ともその話をしない時期もあって、さらに相方も傷病休暇で1年ほど仕事ができない期間もあり、30代後半は2人にとってタイミング的にも本当に思うようにいっていない時期で、40歳過ぎで遅咲きながらようやく不妊治療のクリニックに行くことになりました。

 

クリニック選び

結果的には3つのクリニックに通いました。説明会へ行ったり初診だけを受けたクリニックも2つあります。

最終的に妊娠できたクリニックは今年から通い始めた新宿の新宿A〇Tクリニックですニコニコ

順番はKクリニック⇒最後の砦と言われる超有名なK〇C⇒新宿A〇T。転院の間には東京HA○Tと銀座の両○レディースクリニックも初診だけ受けています。

クリニックは良い、悪いというよりその人に合っているかがとっても大事だな、って思います。その意味では、新宿A〇Tは本当に最初からここへ通っておけばよかったな、って思うくらいわたしにとっては相性もよくてすばらしいクリニックでした。

 

2015年当時、クリニックによって低刺激や高刺激があり方針も違うということをまったくもってわかっていなかったわたしは、家から通いやすい、仕事帰りでも通院が出来る、という条件だけでKクリニックというところを選択して電話で初診予約を入れました。

先生が1人で診察も採卵もやっている、というクリニックでそこが安心かなとも思ったんです。

 

2015年1月

1月の初診で初めて先生に会った時、ダジャレとかを言う明るい先生だなぁというイメージでした。最初だしまずはフーナーテスト等もして、その月は人工授精をすることになりました。

生理12日目に来て、とのことでしたがわたしは排卵まで16日~18日くらいで低温期が少し長く、生理周期は30~32日がほとんどだったのでもう少し遅く来たほうがよいのではないかと伝えると「じゃあ、これ飲んでみる?白い薬だけどクロミッドって言うんだよ、ハハハ」と明るく薬を渡してくれたのを覚えています。

なんの薬か聞くと排卵をちゃんと起こすものだよ、と言われたのでその日から夕食後に1錠を5日間飲んで12日目にまたクリニックへ行きました。

すると内診で、「今回は人工授精できない。大きな卵胞が4つくらい出来てる。あとは小さいのは1つくらい」とのこと。

聞くと、クロミッドを飲んだことにより、卵胞が数個育ち過ぎてしまい、この状態で人工授精すると多児のリスクになるからダメ、と言うのです。1錠ずつだからそこまで卵胞が出来ると思わなかったしきっと普段薬を飲まないから効きすぎたのだろうとのことムキー

40過ぎで全部受精するわけないし、先生が薬を飲めと渡したのだから予定通りしてください、と言ってもダメ。

結局卵胞ができているから採卵して体外受精ならするけど、一度部屋を出て相方と連絡を取って決めてからまた教えて、となりました。

納得がいかないまますぐ部屋を出て相方に電話をしました。

人工授精よりいきなりお金がかかってしまうけど、それで卵子が採れて妊娠につながるならやろう、という結果になりすぐ先生にそれを伝えました。

その後スプレキュアという鼻スプレーを購入して、やり方を教えてもらったり、座薬をもらったりして2日後の朝にまたKクリニックへ行きました。

相方のものは持ち込みしました。

いよいよ、初めての採卵!麻酔もしないので超緊張しました。5回くらい刺していましたがそこまでひどい痛みはありませんでした。

そのくらい刺したので卵子が採れてよかった、と思っていましたが、その後診察室へ呼ばれ「空胞」と告げられるのです。

え?空胞ってなに?その言葉自体が初耳でした。

聞くともともと卵胞のなかに卵子がなくて空っぽだったっていうこと。

たくさん質問したかったのにピルを渡されて、「40過ぎてるから年だししょうがないよ。また次生理来たら3日目ね」と言われました。

ボーっとしながら帰ったのを覚えていますえーん

 

この周期のホルモン値(クロミッド5錠)

生理3日目(D3) FSH 7.2 E2 28.2

D12 E2 1127.8 

 

2015年2月

1月の空胞という結果にショックを受けたわたしは、不妊治療には鍼灸院がいいという情報をネットで見て、家から歩いていける鍼灸院に行くことにしました。

年齢もあるしまた今月採卵をするよりも、まずは鍼とお灸をして体を整えて3ヶ月したら体質改善になるから採卵はその後にしたほうがよい、とのアドバイスだったのでそれに従うことにしました。この鍼灸院には今年心拍確認が出来るまでコンスタントに通っていました。

不妊治療だけではなくいろいろなことも相談したのでもう父と母のような感覚です。

体を整え中で採卵はしなかったけれど、なにもしないのもイヤだったので2月はKクリニックで人工授精をしました。結果は撃沈。。えーん

 

この周期のホルモン値(薬なしの完全自然)

D3 FSH 9.0 E2 31.0

D13 E2 121.0

 

2015年3月

2014年の秋に子宮頸がんの主治医に1年は来なくてOKと言われていました。が、会社の健康診断があり子宮頸がんの検査のオプションがあり大丈夫だろうと思っていたらなんと精密検査で引っかかってしまいました。

あわてて主治医に連絡を取って結局また大学病院へ行って検査をすることに。。その為結果が出るまでしばらくはまたお休み周期になってしまいましたガーン

Kクリニックにはホルモン値だけ診てもらいに行きました。

 

D3 FSH 7.0 E2 35.8

D13 E2 217.9

 

2015年6月

大学病院での精密検査の結果は軽度異形成なのでこのまま不妊治療を進めても大丈夫、とのことで安心して不妊治療再開!!

しかしなんでこのくらいの結果で精密検査という結果だったんだろう、と主治医も言っていたのですが。。

ひさびさのKクリニック。

クロミッド飲むと卵胞が大きくなりすぎるし空胞になるし良いイメージがなかったので完全自然で挑む!しかし。。

 

D3 FSH 7.9 E2 34.8

D11 E2 93.9

D14 E2 25.0チーン

 

なぜか生理14日目にE2がガクーッと下がってしまっていました汗

先生によると、こういう周期は良い卵が育たないので採卵はしないほうがよい、とのこと。

せっかく3ヶ月ぶりにクリニックにきたのにまた見送り周期になってしまいました。

 

2015年7月

やっぱり先生にクロミッドを勧められても飲みたくないわたし。笑

またまた完全自然で挑戦しました。もともと低温期が長く生理周期が長いわたしらしく、E2がグッと上がったのは生理18日目でした。

この月あたりからなんとなく自分のFSHやE2についてわかるようになってきました。

生理20日目に採卵!1つ成熟卵が採れて2日後に初の4分割新鮮胚移植をします。

結果HCG2.2の化学流産でした。着床しかけたのだろうとのこと。

この値から妊娠⇒出産に至った人はいないと先生の言うとおり数日後には生理が来てしまいました。

でも妊娠はできる体なんだ!と前向きにとらえて次に進もうとしたところ、先生に3ヶ月は周期空けないといけないから11月頃来て、と言われてしまいます。

そんなに空けないとダメなのね。。お休み周期にはまた体作りがんばろう!と病院をあとにしました。

 

この周期のホルモン値(薬なしの完全自然)

D3 FSH 8.6 E2 59.3

D12 E2 101.2

D15 E2 119.0

D18 E2 410.6

 

新鮮胚移植後 HCG 2.2

ピル(ソフィアA)12錠処方

 

2015年11月

久々のKクリニック。

D3のFSHが12.4。ちょっと数値高いな、と思ったけどまた採卵に挑戦です。

完全自然なので1個成熟卵が採れて2日後に新鮮胚移植。

またまた夏に続きHCG2.7というビミョーな数字ですぐすん体作りもしたつもりだったのになぁ。。またお休み周期に入って再挑戦だな。

 

この周期のホルモン値(薬なしの完全自然)
D3 FSH 12.4 E2 63.5

D11 E2 106.2

D14 E2 504.7

 

新鮮胚移植後 HCG 2.7

 

せっかく不妊治療をスタートしたのに、空胞や子宮頚部高度異形成の再検査で思うように進まない1年でした。

採卵⇒移植がたった2回だけえーん

でもその2回が着床しかけてくれた、と前向きに考えることにして希望は捨てずにいました。

 

2016年以降はまた次回に音譜