こんにちは。

前回の続き、(死ぬかもしれなかった)山本氏に替わるパートナーを探したけれども見つからなった話。

なんかソウルグループのSP(スペシャル・プレイス)とおぼしきところでお見合いをした。

 

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2022年6月19日 朝の夢

 

「非物質界の人や景色がなんでも現代日本風に見えてしまう」

という脳内フィルターが常日頃から作動している私だが、この日の夢は珍しく中世ヨーロッパ寄りの雰囲気だった。

どうやらソウルグループのSPらしき領域に、この次元の私の家族と仲間たちが集っていた。

私の家族である「実父」と「実母」と「養父(母の再婚相手)」と兄弟たち(※現世の家族ではなくこの次元の私の家族)、それにお見合い相手の男性たちと、私と親しい間柄であるらしい女の子……というメンバー。

 

普段自分の姿を認識することはあまりないのだが、この日の私は見た目10代半ばから後半くらいの美少女だった。

淡い金髪のボブヘアー。瞳の色はよく覚えていないが、緑色か薄茶かそんな感じだったと思う。

女性らしいというよりはやや中世的。お胸がつるぺた気味なので、見ようにようっては美少年にも見える。

金の縁取りのある緑のキャミソール?のような服の下に、透け感のある薄い金色のパフスリーブブラウスを着ている。

パフ部分が一段でなく、袖をギャザーで絞って三段のパフにしている。ギャザーとパフを多用したデザインだ。

ブラウスとおそろいのレッグカバーをつけて、ひらひらのミニスカートを着ている。

妖精のような雰囲気も漂うファッションだ。

緑を基調に金色をあしらったファッションで、おそらく緑の姫君の系列を表しているのだろうと思った。

金髪ボブヘアーで中世的なところは、ジャンヌ・ダルクのイメージに近いように感じる。

 

私と親しい様子の仲間の女の子は、私よりずっと女の子らしい正統派の美少女だ。

着ている服の配色は私の服と同じような緑を基調として金をあしらったものだが、腰からふわっと膨らんだ正統派のロングドレスで、服装も女性らしい。

私よりもはっきりと黄色味の強い色の濃い金髪で、ゆるく波打ったロングウェーブヘア。

ドレスとおそろいのヘッドドレス(ヘアバンド)をつけている。

瞳の色はよく覚えていないが、やはり私と同じような緑系か茶系の印象だった。

ちょっと気の強そうな美少女という感じで、しいて言えば某なにみえのじぇいどさんバージョンの緑の姫君に似ている。けれどもご本人ではないようで、おそらく魂の親戚筋といったところだう。

(ここでは彼女を「緑ちゃん」と表記することにする)

 

中世ヨーロッパの王侯貴族の茶会のような席で、私のためのお見合いが開催された。

ちなみに夢の最後らへんで「令見和見合詞(れいみわみあいことば)」のようなタイトルが出現したのだが、「令和」でなく「令見和」なのが謎だった。中世ヨーロッパ的な世界観なのにタイトルがすごく和風(古語調)なのも不思議。

 

一人目の男性:元JニーズのIのはらさん似の優しそうな男性(※たぶんラファエル系)に求婚される。

が、「好きだけど、男として愛しているわけではない」と断った。

なぜか、緑ちゃんに(私が)ひっぱたかれた。

「遠慮してんじゃねーよ」

という意味らしい。(見た目通り気の強いおなごだなあ。)

というのも、Iのはらさん似の彼の正統なツインソウルは緑ちゃんの方だからだ。

緑ちゃんに遠慮して求婚を断ったと思われたらしい。

けど私の方は緑ちゃんに遠慮して断ったというわけでもなくて、山本氏を亡くして彼と付き合う(あるいは結婚する)場合、自分が癒されるために癒し系の彼を利用する形になってしまうので、それは嫌だという気持ちだった。

癒し系で誠実な人柄の彼の申し出を断るのは、正直惜しいという気もしたが。

 

二人目の男性:リアル知り合いのMさん

おいおい~、アンタ私のソウルグループ関連ソウルだったんかい~。とツッコミを入れたくなった相手であった。

リアル知り合いの方が登場した。ちなみに、これといってタイプではない。

見合いの席に同席している実父(この非物質次元の父・厳しそうな雰囲気)に、Mさんが

「娘さんを下さいと言ったらOKしてくれますか?」

と遠回りな言い方で求婚の意志を伝える。

(現世の彼が今の段階で私に好意を持っているとは思わないが、)非物質の彼は私に対して好意を抱いていたらしい。

私の方もうすうす気づいていたらしく、恥ずかしくて顔を見ることができなかった。

この彼のことも「人として好きだが、男として愛してはいない」と断ってしまった。

 

もし私がここでこの彼の申し出を受け入れていたら、現世で急接近イベントが起こったのだろうか。

現世の彼に対して恋愛感情を抱いたことはないのでとても不思議だ。

ただ、もし山本氏が死んでいたら、寂しさのあまり優しくしてくれた男性に誰彼構わず頼りたくなったかもしれない。

そう考えると可能性はゼロではないのか。全然タイプじゃないけどなあ。

回りくどいプロポーズの仕方も含めて。私は直球ストレートな方が好き。

 

三人目の男性:なんと「養父」、非物質の母の再婚相手らしき男。

「お母さんと別れて恋人になってあげるね」

的な言い方をしてきて、はっきり言ってキモい。

養父だろうがこちらは父親としてしか見ていなかったのに、女として見られていたのかと思うとぞっとする。

この養父とどうこうするのはあまりにもキモすぎてキモキモのキモだったので、この男から逃れるためにはいっそ「Iのはらさん似の彼」の申し出にOKしてしまおうか……などと考えた。

が、それも完全にIのはらさん似の彼を利用することになってしまうので申し訳なく。

どうしたらいいのかわからず困り果ててしまった。

 

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とまあこんな感じで、非物質のお見合い失敗でした。

この夢を見た後

「山本氏への愛を全うさせてほしい」というオーダーを私が出しまして、今んとこなんとかそのオーダーが通った形になってます。

Iのはらさん似の彼と出会って結婚とかしてたら絶対楽だったけどな~経済的には。

誠実そうだし多分一生大事にしてくれたよ……いやあ惜しいことしたわ!

でも後悔はしていない。

 

ちなみにこの夢のあと(一週間後くらいに)山本氏が夢に現れて、めっちゃニヤニヤしながら抱き寄せられてキスされた。

「リンちゃんそんなに僕がいいの~?(ニヤニヤ)」

みたいな感じでめちゃめちゃ嬉しそうでした。

その時点で山本氏はまだ手術前で余命〇ヵ月の身の上だったので、あまりにもいつもと変りないような態度ですごく不思議だったというか、拍子抜けしたんですがね。

 

まあそんなこんなで今に至ります。

とはいえ大病して失われた内臓もある身で、あとどのくらい元気で生きてくれるかわかりませんけれども。

まだしばらくは一緒にいてくれそうなのが今は嬉しい。