前回の続き。

 

今回は猫が猫を殺す描写が出てきますので、猫好きさん閲覧注意です。

悪魔学校の授業はエグいぞ!!

 

☆  ☆  ☆

3月23日 夢 続き

 

悪魔学校の競技会に猫姫と一緒に参加した。

内容は「狩り」で、必ず獲物にとどめを刺すことが合格の条件だ。

まずは猫姫が「猫の部」の競技会で合格できなければ、私に出番はない。

ハラハラしながら競技を見守る。

 

会場にいっせいに競技者(猫)たちと獲物の小動物が放たれた。

自分とさして大きさの変わらないウサギを狙う猫姫。

飛びつくまではよかったが、殺す前に逃げられた。

それから子ぎつねを狙った。

獲物に追いついて噛みつくことはできたが、やはり殺せなかった。

猫姫の体に対して獲物が大きすぎるのだ。

 

欲張るのはやめて、堅実に一番小さな獲物を狙う猫姫。

結局、生後そんなに経ってないような子猫に狙いを定めた。

しかも猫姫と同じような毛色の白黒の子猫だ。

よりにもよって、自分そっくりの子猫を選択しなくてもいいだろうに。

 

愛しの猫姫が子猫を噛み殺そうとして奮闘している。

猫好きの私には見ているのが辛い。

 

けれど実際に、大人の猫は子猫を殺すことがある。

先天的に病気や障害のある子を産んだメス猫がその子を殺すこともあるし、交尾しそこなったオス猫がメス猫を再び発情させるために子猫を殺すこともあるという。(つまり自分の子でない子猫を殺す。人間の男が再婚相手の連れ子を虐待して死なせるのも同じ。)

TVで見たことがあるが、大人のオス猫は子猫をたった一噛みで殺していた。

猫が子猫を殺すのは猫の世界ではよくあることだと、私は自分に言い聞かせた。

 

猫姫は小さな子猫でさえ殺すのに苦戦した。

どうも一人ではうまく噛み殺すことができない。

それで他の猫たちと協力して、何とかうまくいった。

(他の猫と協力するのはルール的にOKらしい)

 

殺した獲物は食べることになっているのか、殺した獲物を猫姫が食べ始めたのだが、

「リンちゃんも食べる? あったかいよ」

と、まるで温かいうどんでも差し出すかのように、獲物を私に差し出してきた。

……気持ちだけありがたく受け取っておいた。

 

ともかくこれで猫姫は無事に合格できたので、次は私の番なのだった。

猫姫ががんばってバトンを渡してくれたのだから私もがんばらないと、と気合を入れた。

結局ここぞというときに決めないといけないのは私のほうなのだ。

競技会の人間の部では、大物を仕留めなければならないのかもしれない。

(※ただしこの続きはまだ受信していない。)

 

この競技では「命にとどめをさすことができるか」ということがとても重要視されていた。

ここを乗り越えなければどうしても次の大きな仕事に進めないのだそうだ。

(ということはこの競技会の成績次第で、今後の非物質界でのミッションの内容が変わってくるのかもしれない。)

 

ところでこの競技会の前だったか後だったか定かでないが、いるまくん姿の私は学友の女子悪魔にお礼を言われていた。

私は何か、彼女のできないことを克服する手伝いをしたらしい。その内容が何なのか、現世の私はさっぱり覚えていないのだが。

いるまくんバージョンの私は男人格になっているので、学友の女子悪魔(美少女)に礼を言われて、

「別にそのくらいのこと当たり前だし……」

みたいな返事をしながら内心めちゃめちゃ照れていた。

ツンデレなのは現世の私と変わらないらしい。

 

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ちなみにこの女子悪魔もアニメいるまくんのキャラクターで表現されていて、このキャラだった。

 

公式絵じゃないけど。

 

そしてこのキャラの元ネタの悪魔はこれ↓

 

 

ルシファー系の私とは堕天使仲間であり龍族の仲間でもありそうな存在。

まあキリスト教の世界で悪魔のレッテルを貼られてる奴って、だいたい堕天使もしくは異教の神ですからね。

 

ところで悪魔の学校って私、自覚なかっただけで前から通ってたわ。

前からときどきこの人が出てきていた。

 

挨拶するくらいで会話とか特にしてないけどな!

似たような名前の元クラスメート(女子)の姿を借りて時々出てきてましたね。

 

けど悪魔学校の授業って内容がわりとえぐいから、今後もなかなか受信できないだろうなと思う。

今回書いたこの競技会も、人間の部が開催された記憶がないんだけど、覚えてないだけでもう終わったのかもしれない。