猫姫が毎晩添い寝してくれる。
枕元で添い寝してくれるので、夜な夜なイチャイチャしながら猫吸い寝している。
(天国って現世にあったんだね!)
猫殿は私の足の間に挟まって寝ている。
(あったかくて気持ちいいけど動きが制限される)
物質界では私の隣で添い寝している猫姫は、非物質界では私のミッションの補佐をしてくれたりしているし、最近では(いつもではないけど)ナイトスクールに一緒に通っているふしがある。夢の中でも一緒。
猫姫は性格が私自身にそっくりと思う点がいろいろある。
猫姫と出会って間もないころ、「あれ? この子ってもしかして私が産んだ?」という気持ちになることがたびたびあって不思議だった。(※今では親子というよりレズカップルだけど。)かなり早い段階で、猫姫との間に並々ならぬ縁があることを感じていた。
この子は私と山本氏との間に(非物質的に)できた子供かもしれないと思うことも多々あり。
猫姫は当初猫カフェのスタッフだったので、私は足しげくカフェに通っていた。
猫姫のことが好きすぎて、会いに行くたび浮かれていた。
浮かれすぎてカフェへの道中、テキトーなメロディーにテキトーな歌詞をつけて、歌いながら歩いたものだった。
(周囲に人がいないときを見計らってやっていたが、うっかり聞かれていたかもしれない。)
いつも「〇〇ちゃん〇〇ちゃんかわいいーね~♪♪〇〇ちゃんわたしの大事な猫よ~!」と、「〇〇ちゃん」の部分に猫姫の名前を入れて歌い歩いていたが、ある時ふと、歌詞がおかしくなってしまうことに気が付いた。
「猫姫ちゃん猫姫ちゃん可愛いね」
と歌うつもりが、なぜか
「猫姫ちゃん猫姫ちゃん悲しいね」
になってしまうのだ。
猫姫に会えることが嬉しくてたまらないのに。
これはどうしたことだと思っていたら、その後、私と猫姫との縁にまつわるものとおぼしき夢を見た。
体験ノートにメモしたはずと思っていたが、どうしてもその部分が見つからなかった。
悲しすぎてメモに書き起こすこともできなかったのかもしれない。
☆ ☆ ☆
2020年? 夢。
私は猫姫と一緒に暮らしている。
便宜上「猫姫」と書くが、このときの猫姫は白兎か白猫かわからない、とにかく白くてふわふわでかわいらしい生き物だった。
どちらかというとウサギに近かったように思う。
現世の猫姫は白黒だけれど、このときは純白の素晴らしく美しい毛並みだった。
猫姫は外に出たことがなかった。外の世界は危ないから。
でもある日、猫姫は私の家から脱走した。
きっと好奇心に勝てなかったのだと思う。
外の世界を知りたいという好奇心に。
猫姫はそういう猫だった。
猫姫はすぐには帰ってこなかった。
心配で心配でたまらない。
きっと探したと思うのだけれども見つからなかった。
しばらく経ったある日、猫姫は痛々しい姿になって帰ってきた。
なんと、生皮を剥がれて、肉が露出した状態で、息も絶え絶えになっていた。
どこの誰に捕まったのかわからないが、何者かにひどい虐待を受けたのだ。
というより、あまりに見事な白い毛皮に目を付けられ、狙われたのだろう。
息も絶え絶えになりながら、最後の力を振り絞って、私のところに戻ってきたのだ。
この次元はおそらく半霊半物質くらいの次元。
物質界の肉体でそれをされるのと比べれば痛みはましであろうことがまだしも救いだった。
けれどもそこまで体を損傷されてしまっては、もう生きてはいられない。
私はエネルギーの薄い保護膜を生成し、生皮をはがされた猫姫の体にふわりとまとわせて猫姫を抱いた。
これで少しは苦痛が和らぐはずだ。
猫姫が、心から安心した表情を見せる。
少しはましになったとはいえ痛くて苦しいだろうに、私の腕の中で幸せそうな顔をしてくれた。
けれどももう長くはもたないだろう。
私は涙をこらえながら猫姫に語りかけた、
いつかまた会おうねと。
今度会えたらそのときは、かならず幸せにするから。
猫姫は私の腕の中で、そっと息を引き取った。
☆ ☆ ☆
↑
最後のシーンを書きながら泣いてしまったわ。
これは物質次元の過去生ではないです。
半霊半物質次元の過去生で、時系列がいつにあたるのかわかりません。
けどもしかしたらこれは神代の記憶ではと思います。
因幡の白兎の神話の元になった出来事かもしれない。
神話では白兎がワニザメをだましたせいで皮を引っぺがされたことになってるけど、ほんとはただただ白い毛並みが美しかったからではと思う。
まあ猫姫、現世でもいたずらっ子だから、軽い気持ちで何かとんでもないことをしでかしてしまったのかもだけど。
神話の白兎って、ウサギっていうより精霊的な存在じゃないのかなあとも思うけど、そこは夢ではよくわからなかった。
ウサギといいば月だよね!
ってことで、過去生で地上世界じゃなくて月面基地にいたときの出来事かもしれない。
過去生の死別の際に薄い保護膜につつまれて安心した経験が魂に刻まれてるんだと思うけど、猫姫は薄くてやわらかくてフワっとした布に包まれるのが大好きです。
スカートの中に入るのが好きなんだけど、素材にこだわりがあって、手触りのいい伸びのよい薄いニット生地とか、キュプラの裏地とか好きなんですよ。
市販の服ってそこそこのお金出さないとキュプラの裏地ついてないんですよね。
たいていポリエステル。
私の経済状況だと市販の服はキュプラの裏地のものはそうそう買えないけど、手作りできる技術力があってよかった。
あと、今白猫じゃなくて白黒猫なのは、私の好みに合わせたって面もあるだろうけど(白黒猫大好き人間なので)、
それよりも「白い素肌に黒いお洋服をまとって、狙われやすい白い色を隠すと同時に、防御力を上げている」んじゃないかと想像してます。
黒って色は防御力が高いんですよ。
(私のハイヤーセルフらしき天使のオールリーンも黒い甲冑姿だったし。)
とこんな感じで私と猫姫とのご縁を書いたけれど、要するに、
猫姫は私の運命の猫だということです!!!