お久しぶりです。
夏バテと精神的ストレスでくっそ体調不良だけどなんとか生きてます。
癌で入院中の山本氏から連絡が途絶えて、まあスマホがまだ解約されてないようなのでまだ生きてはいるんだろうと思いつつ、生死不明なので非物質の山本氏に会いに行ってみました。
私が山本氏と結婚しておきたかったのはこんなときのためだった。
生死がかかった段階では家族しか関わることができなくなるから。
このご時世なんで家族以外面会不可だろうしな。
☆ ☆ ☆
6月30日 夢の中の体からの体外離脱、あるいは明晰夢
夢の中で意識が明晰化したので山本氏に会いに行くことにする。
(その前に夢で父方の祖母に会った気がする。探索の準備を手伝ってくれたような。)
次元移動して宇宙空間のようなところに出た。
普通の宇宙と違うところは、宙に浮かんでいるのが星々ではなくて「皿」だということだった。
大きさも形もデザインも様々な皿・皿・皿・皿……
その皿の飛び交う宇宙を直進して飛んでいく。
この皿を「フライング・ソーサー」すなわちUFOと捉えることもできるかもしれないが。
しかし私はこれを「私のアカシック・レコード」の「皿」の項目ではないかと思った。
私は以前から、宇宙空間のような黒い空間に「様々なモノ」が飛び交っているのを目撃していた。
それはたとえば「文字」であったり「ありとあらゆる家電製品」であったり、「食品」であったり「家具」であったりした。
これがなんなのか長いこと不思議に思っていたが、今では私はこれは「私の転生の記録」なのではないかと思っている。
つまり、私の魂がたくさんの転生の中で見て知った「モノやコトの記録」をその都度項目別に見ていたのではないかと。
なのでこの宇宙空間に似た謎空間は、私の内部宇宙とかアカシックのようなものではないかと思う。
(この空間を飛びながら、足の下に皿で足場を作って直立したまま飛んだりした。
最近読んだ漫画の影響と思われる。漫画では結界で足場を作ってそれを足場にしていた。)
しばらく飛んで、気づくと私はどこかの暗い建物の中にいた。
簡素な作りの、古そうで重たげな木の扉。
この扉に私は猛烈に見覚えがあった。
「ここにずっと昔に来たことがある」
と、唐突に思い出した。(※現世の私には記憶にないが。)
ずっとずっと昔(今回の人生でのことではないかもしれない)、私はここに来たことがある。
ここは当時、魔物がはびこっていたか何かの理由で、何かとても大変なことがあったのだ。
かつて私はここで魔物討伐ミッションにでも参加したのだろうか。
暗い、怖い、無事に帰れるかどうかわからない、この先に何か大変なものがある……
かつて私はそんな気持ちでこの扉を開けたのだ。
けれどそれももう昔の話だった。
木の扉を開けて、はしごと大差ない簡素な木の階段を通ると、地下鉄の駅構内のようなところに出た。
ここはどうやら銀河鉄道の駅のようだ。魔物なんかいない、平和で普通の駅。
私ははるか昔に銀河鉄道にはびこった魔物を退治するミッションに参加したことがあるから、そのときここを通ったのかもしれない。
そのミッションには多くの人が参加していたから、魂レベルで記憶している人も多いのだろう。
その記憶は漫画やゲームなどの形で現世に降ろされている。(きめつの無限列車、FF6の魔列車など。)
山本氏を見つけた。
水色のチェックのシャツとジーパンを着た、少し若い姿の山本氏。
私に何かお菓子のようなものをポンと投げ渡し、すぐにいなくなった。
私のことがわかっているのかいないのか。
駅には銀河鉄道が着いたようだが車体は見えず(※車体の代わりに四角い箱のような部屋のようなものに見えていた)、降りる人乗る人でただただごったがえしていた。
☆ ☆ ☆
ここで一旦切ります。
(続きはなるべく早めに書くつもり)