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風呂場でのツームストーンパイルドライバーの後、2人はベットで愛し合い、彼は杏菜ちゃんへ「結婚して欲しい」とプロポーズ。Wow
もちろん、返事はYES。←なんでやねん
2人はお互いの家族の話しで盛り上がっていたらしく、杏菜ちゃんの弟がもうすぐ誕生日だと話すと彼は「俺からも何かプレゼントしたい」と話し、ロレックスで良いかと聞かれと言う。マジすか!
しかも、その場でロレックスに電話をかけて注文までしたと聞いて、さすがに私も驚きました。
この行動で杏菜ちゃんはもうメロメロになっていて、さらに興奮気味にその時の様子を、身振り手振りを交えて、私へ伝えるのです。
運命と言う言葉を何度も使う杏菜ちゃんは幸せそうで、その浮かれようと言ったら、凄いものでした。
その日から数日後、噂の彼が店を訪ね、
「近くに来たから」杏菜ちゃんの顔を見に立ち寄ったのだと言う。
その彼の見た目は、正直垢抜けなかった。
もっと言えばとてもダサかった。
背が低く、ぽっちゃりしていて、顔は田舎臭く、ダボっとしたパーカーに、ダボっとしたジーンズ、先の尖った靴に、セカンドバッグを小脇に抱えて登場したのだ。
杏菜ちゃんはとても嬉しそうだったし、本当に運命なのかもしれないとも感じた。
そんな事があった数日後、今度は杏菜ちゃんの表情が冴えない。
訳を聞くと彼からお金を貸して欲しいと頼まれ、ひどく悩んでいると話す。
内容はこうだ。
会社の支払いのお金100万円が直ぐにいる。
来週には入金されるお金があるので必ず返せる。
俺たちは婚約者だし、結婚すれば財布は一緒だから同じこと。
もう家族だと思っているから、ロレックスも注文した。
↑詐欺だよねーw
実在するのね。驚いたよ。
おそらく、ロレックスの電話もしていない。
私はこの時ばかりは必死で止めました。
もし、運命なら断っても大丈夫だから、お金は用意できないと言って!絶対に断って!
↑ステキなポスター
杏菜ちゃんは彼にやっとの思いでお金は貸せないこと、そして愛してる事も伝えたと言う。
けれど彼はそれ以来、杏菜ちゃんの前から姿を消してしまいました。
もちろん、ロレックスも届くことはありません。
杏菜ちゃんがどれほど落ち込んでいたかと言うと…ほんの数日。
閉店作業中、突然、同僚の若い男性社員に胸を揉まれ好きだ!と告白されたことで、杏菜ちゃんの世界は薔薇色に染まります。どーゆーこと?
それから2ヶ月後、その男性社員が、金庫のお金に手を付けていた事がバレ、御用となるまで、幸せな時間を過ごしました。
大丈夫です。杏菜ちゃんは恋に傷ついて命を落とすようなことは絶対にありません。
この世に男がいる限り
杏菜ちゃんの事をこんな風に言う私も、たいして変わらない生活をしていました。
この頃の私は元ダンナと会い時々セックスをしていました。
あのホテルでの夜のようには、心も身体も歓びはせず、虚しさばかりが強く残りました。
元旦那はセックスの後、
「いつか借金を返して必ず迎えに来るから」とか言っていたけど、
「いつか」なんて無いし、「必ず」が無いことも知っていました。