雨の中、他県へドライブ | ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

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心屋塾マスターコース73期卒業しました。
ディズニー、懸賞、日々の気づきの雑記帳

ちえさまです。


息子を載せて他県へドライブしてきた。

息子は昨年の二学期から不登校。
今年度は保健室や事務室に登校していて
教室での授業は受けていない。


宿泊を伴う校外学習があって、
息子は泊まらずに初日だけ
参加してみようと挑戦したけれど
結論から言うと行けなかった。


朝、大きな荷物とともに家を出たが
すぐに戻ってきた。

「授業は出ないのに、
楽しいことだけ参加してる、って
誰かに思われちゃう」と息子は言った。

行きたい気持ちはあって、
夫が学校まで送って行ったが
車から降りられず泣いたそうだ。

「バスに乗らず途中から参加しても
いいんだよ」と
担任の先生が言ってくださったらしい。


帰ってきた夫とわたしで話し合った。
校外学習の場所まで行ってみよう。
車の中から「ここかぁ!」と建物を
眺めるだけで帰ってもいいじゃないか、と。

ダメ元で息子に提案してみると
意外に乗り気になった。
片道二時間ほどかけて他県へドライブ。

道中、先生と連絡が取れて
会場に向かっていることを
伝えることができた。


会場の駐車場に着くと他校の学生さんが
外に駆け出してきた。

息子の表情が曇った。
車から降りたくない、と。

建物を眺めるだけで良いと言ったのに、
わたしと夫はやっぱり
どこかで期待をしてしまっていて、
息子に「行ってみない?」と促してしまう。
息子は頑として受け付けなかった。


しばらく駐車場で過ごして、
わたしたちは諦め、
夫が先生方に挨拶して帰った。


帰り道、家族でご飯を食べる頃には
息子はいつもの穏やかな表情に戻っていた。


結果としてはドライブに終わったけど
息子の挑戦してみようという気持ちが
嬉しかった。

わたしと夫、息子に干渉しすぎかな…
ほっとく、見守るって難しい。

おわり!