義母が神ってる話・その一 | ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

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心屋塾マスターコース73期卒業しました。
ディズニー、懸賞、日々の気づきの雑記帳

義母が泊まりで来ていた。
親子でカウンセリングを受けるために
パパが仙台から呼んだ。
義母は新幹線で来た。


パパは両親との関係で悩み、
20代からメンタルの不調に
苦しんできた。


母親に暴力をふるったこともあると聞く。

パパが義母に「来て」と言えば
まず断らずに来るし
「うるさい」と言えば黙る。


わたしは何度か
「ちえさん、あの子に殴られたりしなーい?」と
なぜか笑顔で義母に聞かれている。

一度だけありますよと答えたら
「あぁ、あの時ね。ウフフ」
と義母は笑う。


パパが若い頃どんなに暴れても
母親から欲しかった反応は得られず
父親は40代の若さで病死したので
わかり合う機会がなかった。


パパは母親を憎んでいて
憎むほど自分のルーツを
否定することになり
良い関係を築こうと接触するたびに
母親の反応に傷ついた。


親子仲が悪かったので
同じ市内に住んでいても
会うのは年に一度ほど。


わたしと義母もあまり会わず
嫁姑としての関わりが薄かった。

その点は気楽で良かったけれど
パパと義母が直接連絡を取りたがらず
いつの間にかわたしが間を
とりもつ形になってしまった。


ある日わたしはその調整役をやめた。
今は義母のメアドをブロックしている。
パパが直接母親に連絡をとり
今回来てもらった。




(つづく)