薪ストーブの思い出 | ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

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心屋塾マスターコース73期卒業しました。
ディズニー、懸賞、日々の気づきの雑記帳

小学生のころ、実家の暖房が
薪ストーブになりました。

田舎くさくて、子どもの私は
イヤだった~アセアセ

薪ストーブの維持管理は
子どもが見てもわかるほどに
それは手間のかかるものでした。

シーズン前、父さんとおじじ(祖父)が
木材をもらってきて、薪を多量に切って
物置の壁に沿って積み上げる。

煙突の掃除、灰の処理。
室内の薪が減れば、雪の中、
物置から重ーい薪を運び入れる。

毎朝の火おこし。
火を絶やさないよう薪をくべ続ける。
眠る前には火が小さくなるように、
消えるように、少しずつ調整していく。

体力と手間のかかる重労働。
今はもう薪ストーブを辞めて
数十年たちます。

今思えば、手間を惜しまない、
贅沢な暮らし。

屋外がマイナス20度程に冷え込む冬も
あったかいおうち。

ストーブの天板で煮込む、
おばあちゃんの煮物。

家の中で焼いたほくほくの焼き芋。

おじじに火おこしを教わり、
巧くできた時の嬉しさ。

薪を火にくべるドキドキ。
うまく火がまわるとほっとして。

今では、豊かな体験をさせてくれた
父さんとおじじに感謝です。