大好きな人たちと。 | ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

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心屋塾マスターコース73期卒業しました。
ディズニー、懸賞、日々の気づきの雑記帳

マラソン大会翌日。


友達と出かける予定のあるパパがなかなか動かない。

すでに約束の時間を過ぎてて、私の方がハラハラしだす。


パパ「家族とゆったり過ごしたいんだよね~」

私は時間が気になって、急かす。


ふと気づく。

パパがよく言う、『家族で過ごしたい』『家族でどこかへ行きたい』という言葉がざわざわする。


私の父が言ってたんだ、「家族そろわないとだめだ」って。

それ言われるのがとっても嫌だった。


父は、どこへ行くにも、何かするのにも、「家族全員で」ってうざったかった。

祖父母含め6人家族だったのに、全員って無理だよ!

これだから体育会系は嫌なんだよ!と悪態ついてた。

(父は団体競技をやっていたスポーツ好きな人)


違う。

大好きな家族だから、誰も欠かしたくなかったんだ。

皆で同じものを見て、体験して、共有したかったんだ。




愛だった。




気づいたら、涙がどわーっとあふれた。


涙と鼻水でかっこ悪かったけど、パパにも伝えなきゃ!と思った。

『家族で過ごしたいって言葉、うれしかったよ』

恥ずかしかった…でも言えた。