昨日は読書に集中していたので
ブログの更新が一日開いてしまいました
もともと、加齢による認知症を
どのように遅らせることができるか?
ということに興味があったので
先日、紹介した
MDのRichard Furmanという方が書いた
↓"Defeating Dementia (2018)"を読んでいました。
本の中で、ご自身が著者である
"Prescription for Life (2015)"の中で
動脈の健康について
そして、アメリカ人の50%の死因である
心臓疾患や脳卒中について書いたと述べていました。
私はとてもこの著者が気になったので
著者について調べてみると
http://www.prescriptionforlife.com/
というWebsiteにたどり着き
Health IQ Quizを見つけました。
私はこのクイズをやってみて
とても衝撃を受けました
まず、1問目二度と食べてはいけない食べ物はどれか?
- ポークチョップ
- チーズ
- ソーダ
さて、どれだと思いますか?
なんと、アンサーは私の大好きなチーズでした
次は7問目医学研究によると、
どのコンポーネントが
アルツハイマー病の人に最も関連していますか?
- 肉と乳製品の消費
- アルコール消費量
- ビタミン欠乏症
アンサーは肉と乳製品の消費
※わかりやすいようにクイズは直訳しています。
以下、上記のWebsiteより引用しています。
もっと、詳しく知りたいという好奇心から
図書館でe-bookを借りて
まずはPart 2 Eat the right foods
の章を読んでみました。
(e-bookにアクセスできなくなってしまったので
全部、読み終わっていませんが)
その中で、興味深いエビデンスがあったので
ここでその2つのエビデンスについて紹介したいと思います。
まず、1つ目は彼が出会った
パプアニューギニアの人々
彼らに共通することは
- thin(痩せている)
- no heart attacks(心臓疾患)
- no strokes(脳卒中)
- no disease resulting from arterial damage
- no colon cancer(大腸がん)
- no breast cancer
- coronary aetery(冠動脈疾患)
彼らとアメリカ人の食生活を比較してみると
(彼の出会った)パプアニューギニアの人は
99%がスイートポテトのような根菜を食べていて
アメリカ人がよく食べている
"animal-based food or dairy products
red meat and cheese"
は彼らの食生活の中にはないと述べていました。
2つ目は
日本からカリフォルニアや
ハワイに移住した日本人が
日本に住んでいた頃よりも
コレステロールが上昇し
心臓病になる傾向にあるというエビデンス。
(全ての人がそうではありませんが)
"The more animal food they ate, the higher their cholesterol became. They began eating steak
and eggs. A lot of food had cheese
added. Ice cream
routine. And large percentage of what they are fried (Prescription for Life 2015)."
追記(7/19)
eggについて、ご指摘がありましたので追記することにしました。
たまごは1日1個程度であれば、心臓疾患、脳卒中などの疾患に問題はなく
糖尿病の方や、その他の疾患が気になる方は数を控えたり
コレステロールが気になる場合は、黄身を控えることを推奨してました。
私が参照したHarvard HealthとMayo clinicのURLも張り付けておきます。
Harvard Health
Mayo Clinic
追記2(7/19)
UCSFの記事の中では
卵を週に1〜2回に制限することを推奨してました。
また、がんのリスクが高い方は
たまごを控えることを検討するよう
ガイドラインに記載されてました。
Animal Protein and Cancer Risk
実際に、私のアメリカでの生活を振り返ってみても
ブロッコリーも一緒に食べたけれど
ステーキにフレンチフライ
![チーズ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/241.png)
![ピザ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/228.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
お肉、ポテト、チーズ、アイスクリーム
どれをとっても日本より安い!
そして、和食を作るよりもお手軽!
アメリカ生活では、
"animal-based food or dairy products
red meat and cheese"
が当たり前になっていて
毎日、これらのいずれかの食品を
食べていました。
日本でも、食生活の欧米化により
動脈硬化について注意喚起しています。
よく血液ドロドロ、血管がつまってるという話を耳にしませんか?
動脈硬化性疾患予防 ガイドライン 2022年度版(※2023/2/9添付しました)
全部を一度に辞めるのは難しいですが
”減らす”ことはできると思います。
本の中で推奨していた食べ物は
- whole-grain cereals
- fruits
- vegetables
- nuts
- pasta
- fish
- rice
- poltry(
など)
このリストを見たら
ステーキは(揚げ物ではない)お魚や鶏肉
ポテトは他の野菜にシフト
アイスクリームは季節の果物へ
と置き換えていって
今まで食べていた
赤身肉や乳製品の消費量を
少しずつ減らしていこうという
気持ちになりました。
大好きなチーズを
”ゼロ”にするのは
難しいですが
動脈疾患や癌の予防を
考えると今すぐにも取り組みたいと思いました。
今すぐできることとしては
プロセスチーズから
モッツアレラやカマンベールなどへシフトしていきたいと思います。
もちろん、食べ物だけではなく
運動や睡眠も大事ですが
まずはできるところから始めたいと思います
また本にアクセスできたら
続きを書きたいと思います
上記の記事は
Prescription for Life (2015)という本を基に書きました。
Have a happy weekend!