詩花 昼夜逆転症状 | 詩花の花畑

詩花の花畑

【忙しい日々の中に詩花をおひとつどうでしょうか?】
心に浮かぶままに詩みたいなものを書いていきます。
あなた様にとって気に入る詩花が見つかれば幸いです。

朝焼けにこんにちは

南中の太陽におやすみ

夕焼けにおはよう

乱れたリズムと

狂った時間感覚に

研ぎ澄まされたように

すり減った神経が

過敏に

過剰に

呼応して

瞳に映る何もかもが

目に突き刺すほど輝き

月の光すら眩しく映す

いくら

光を遮ったところで

今度は

聞こえるはずのない音が

鼓膜の側でのたうち回る

手にはいつも誰かが手を繋いできて

振り払うことも

振り切る事も

離すこともできずに

仲良しごっこを演じるしかない

ただ

頭の中では

冴えた空想世界が広がり続ける