砂銀一高い鰻屋黒松訪問記 | 迷えるオッサンの老惨禄

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チェンマイ18年の日誌を中心にやってきましたが、2021年9月帰国、タイトルを変更したいました。

砂銀一高い鰻屋黒船訪問記

 

 

  

 

週に一度は砂銀(砂町銀座商店街)に遠出している。

 

当地は以前にも書いたが大正13年(1924年)発祥の典型的昭和レトロタウンで、西の明治通りと東の丸八通りを結ぶ東西約700mの沿道には総菜屋や八百屋・魚屋などの小さな店180軒が数珠つなぎに並んでひしめき合っている。

 

客層はオッサンのような中高年の爺さん・婆さんがほとんどで、若いギャルやイカレタ兄ちゃんは先ず居ないが、昨今は円安インバウンド観光ブームを反映してアジア系ボンビー外人観光客もチラ見している。

 

私の目当ては昼飯用の200~300円の総菜が中心だが、6月の年金には3~4万のボンビー給付金が付くとかの話に今日は奮発して以前から目をつけていた砂銀で一番高そうな鰻屋「黒船」(画像)に入ることにした。

 

もっとも一番高いといっても「砂銀」は銀座とちゃう!ググって見ると並みが1700円、特上が2800円だ・外人客には趙安値だろナ❓。

 

オッサンは当然「並」と決めて入ったが、お客は外に2組、老夫婦は並みだったが、もう一人の爺さんは無理して「特上」を注文・・ベラボー奴!!!・・・👀 

 

しかし1000円以上の昼食とはオッサンには年一度❓と、記念写真を依頼したのが下記画像であるが、こんなの頼んだのはもちろんわて唯一人・今日日稀少でしょうなあ(爆)。

 

 

さあて食うかとしてふと気づいたのが「3つのこだわり」と壁に貼ってある当店鰻屋黒船の能書き(宣伝文句)面白いので全文紹介しましょう。

 

X  X  X

 

一、こだわりの鰻

 

江戸時代より食されている二ホンウナギを海外の厳選された養鰻場で育て上げ、国産鰻より厳しいとされる検査を通過した、安心、安全で高品質な鰻を使用。

 

じっくり大きく育てた鰻は、一般的鰻屋さんの同じ表記、半尾・一尾でも1.5から2倍(グラム数)の大きさが御座います。

 

二、こだわりの米

 

山形県産『雪若丸』―特徴は雪のように輝く白い粒,ひと粒ひと粒の食べ応えはまさに”新食感”です。

 

あっさりと上品な味わいはどんなおかずも引き立て、食味ランキングデビュー以来「特A」評価を連続して獲得しています(山形県HPより)

 

三、こだわりのタレ

 

高知県の醤油醸造100年の歴史を持つ土佐の蔵人が、室戸岬沖の海洋深層水を汲み上げて丁寧に作り上げたたこだわりのタレ。★養鰻所醸造タレ管理ー150001又は1502200食品安全管理認証、HACCP品質管理・・意味不明❓

 

以上3点が鰻屋黒船の『こだわりの鰻、こだわりの米、こだわりのタレ』3点セットですが・・信用できますか???

 

肝心の鰻は国産でなく海外産なれど中国か韓国・タイ等の産地名は無く、米は山形の「雪若丸」と牛若丸モドキの雪米で、タレは高知県室戸の海洋深層水とウナギのタレとは無縁に見える海水が原料とは絶句・!???

 

ンでオッサンは「三つのこだわり」すべてが出鱈目と判定!!!店主に「この店古いのか?」と聞いてみた。すると棺桶爺さんとは逆のアラフォーらしき若い夫婦が出て来て「否3年目です」の応答ですべての疑惑が氷解した。

 

 

なに・ウナ重❓もちろんウマかったよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんちゃん