【複製】タイ名物「カイモッデーン(赤蟻の卵)」  | 迷えるオッサンの老惨禄

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チェンマイ18年の日誌を中心にやってきましたが、2021年9月帰国、タイトルを変更したいました。

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今朝も金色の太陽が出ていた・・プール日和である。
 
「冬に泳げるのはチェンマイならこそ・だから私は来年もココに住みたい」とは1年ビザ更新の申請理由メモであるが・・・
 
●・・・本日(12月26日)の最高気温は32℃であった。
 
 
 
 
 
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■話変わって・・ジャングルは日々発見の宝庫である
 
先日は密林の中を見上げると、沢山の大きな実がぶら下がっているのを発見した。
 
パパイヤでは無いしマンゴーでも無いがナンダロー?
 
・・と一個持ち帰って大家さんに聴いてみるとフェーン(แฟง即ちヒョウタンで、栄養価が高くタイでは鶏スープ煮でよく食べるという。
 
 
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■しかしヒョウタンなら実にくびれがあるはずだし、日本では臭くて食べられ無いと聞くが・とタイ語検索すると・・
 
どうも色が薄くてひょうたんとは違う感じで、感じでは冬瓜に似ているが??
 
だが、熱帯国で寒そうな名前の「冬瓜」があるだろうかと調べるとマラキープン(มะระขี้ผึ้งというタイ語名があり、画像もコレとソックリであった。
 
冬瓜なら日本ではすいとんスープに使うし、鶏肉と一緒に味噌スープにしてもOKだろうと判断して作ってみたがOKカップ!、・・で量が多くて2回作ったが未だ冷蔵庫には半分以上残っている。
 
X    X
 
 
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■ひょうたんや冬瓜の話じゃ珍しくもなんとも無いといわれそうなのでもう一つ。
 
これも先日同じジャングルで見つけたモノ・・沢山の木の葉をクモの糸で巻き付けた大きな巣のような塊りがあった。
 
ひょっとしてこれがあのカイモッデーン(赤アリの卵)の巣??と写真を大家さんに見せるとピンポーン大当たり!!!
 
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■で家にもあるよと見せてくれたのが、玄関脇の垣根にあったコレ!
 
見ると沢山の赤アリが葉に群がって画像、小さな巣を造っているところであった。
 
大家さんが 木の葉を破って中を開けると無数の赤アリが産卵中、カイモッデーンはタイ人の大好物の旬の味覚でキロ300バーツ(約千円)の高値がつくらしい。
 
 
ところでカイモッデーンについては200710月の「蟻喰う人々」など何度か書いた
ことがあるが,以下一部を引用すると・・・・

 

 
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■そういえばタイ人は蟻を食うようだ。
 
メンマンと呼ばれる羽化したばかりの羽蟻(シロアリ)やカイモッデーン(赤蟻の卵が有名で、特に後者はタイ人グルメには堪えられない味だそうな。

 

 
モッデーン(赤アリ)は竹林に大きな巣をつくるようで、それを棒で叩き落して卵をとるらしいが、写真は市場で売っているカイモッデーンの皿、一皿30バーツだった。

 

 
 
ところで私は奥様が来タイしたこの8月、チェンマイ動物園前のOTOP店に立ち寄った際、店員にアロイアロイと勧められるまま繭玉のような絵の描いてある缶詰を買ったが、スッカリ忘れて放ったらかしにしておいた。

 

 
でこの間酒のツマミが無くなった際ふと思い出して缶を開けると、これがカイモッデーンで、中にウジ虫のようなサナギと死んだ赤蟻も入っていた。
 
恐る恐る口に入れてみたが塩味のほかには特に感じなかったもののやはり気味悪い感触が残って途中で止めた。
捨てちまおうと思ったが,待てよタイ人なら喜ぶんじゃないかといつものテムちゃんの店に缶ごと持っていくと、テムちゃん大喜びでさっと冷蔵庫に仕舞いこんでしまった。
 
 
ココまで書いたところにタイ語の先生登場、カイモッデーンを聞いみるとチョープアロイマーク(美味しくて大好き)と目が輝いた。
 
彼女はPの好物であるオタマジャクシの話をすると見るだけでも蕁麻疹が出ると嫌がり、蟻の卵なんてさらに嫌悪感を示すだろうと思ってただけに予想外、タイ人は蟻喰い人種なのであった。
 
で先生に正しいカイモッデーンの食べ方を聞くと、鶏卵と一緒に炒めるとほっぺが落ちそうなほど美味しいそうである。
 
 
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・と聞いた後日そのカイモッデーンの卵焼きを食す機会(画像)があった。
 
一見ウジ虫入り卵焼きにも見えるが、食べると卵が口の中でプチプチというもいわれぬキモい食感がした外、味は見た目の通り普通の卵焼きであった。
 
 
実はこれは食べたことの無いお客様用料理で、タイ人はパクチーや唐辛子をいっぱい入れたカイモッデーンのスープの方を好み、スープは卵のキモいプチプチ感がいっそう増すようである
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 
ちゃんちゃん