私には幻の友達がいます。
よく「イマジナリーフレンド」と言われる者とは少し違います。
小学校の低学年の時に近所のお兄さん、お姉さんが良く遊んでくれていました。
私はお兄さんから木登りや虫の取り方を習った事をハッキリと覚えています。
お姉さんが突然引っ越す事となって以降、お兄さんとも遊ばなくなりました。
中学生の時にお姉さんの引っ越しの理由が、お姉さんのお父さんが警察に捕まったと言う事がわかりました。
その時にふと・・・お兄さんはどうしたんだろう?と思って友達に聞いたら。
「お兄さんって誰?」と言われて、いくら説明しても誰も思えていませんでした。
妹に聞いても「誰?」と、名前を思い出そうとしても・・・?
ツヨシだかタケシ・・・思い出せません、でも頭の中ではハッキリと出てくるんですよね。
よろしかったら怖い話のネタにどうぞ。
○引っ越し先の友達
引っ越したばかりの息子が言った。
「この家にはケンちゃんがいるよ」
またイマジナリーフレンドかと思い、両親は気にしなかった。
数年後、成長した息子はケンちゃんのことを忘れていた。
ある日、屋根裏を掃除していると古いアルバムが見つかる。
そこには何十年も前、この家で暮らしていた一家の写真があった。
家族写真の端に写る少年。
裏には名前が書かれていた。
「長男 健一(ケンイチ) 享年八歳」
○消えた友達
少女にはリクという友達がいた。
いつも一緒だった。
しかし学校に通うようになると、リクは言った。
「もうすぐ会えなくなる」
数日後、リクは本当に現れなくなった。
大人になった少女はそのことを忘れていた。
ある夜、古い日記を読んでいると最後のページに見覚えのない文字がある。
子供の字でこう書かれていた。
「やっと出られた」
○鏡の向こう
男の子は鏡の中に友達がいた。
鏡の中の友達は自分とそっくりだった。
ある日、友達が提案する。
「今日は場所を交換しよう」
男の子は笑って断った。
翌朝から鏡には誰も映らなくなった。
代わりに家族が言う。
「昨日から元気になったね」
「まるで別人みたいだ」
男の子は必死に鏡を叩く。
鏡の向こうでは、自分そっくりの誰かが笑っていた。
実は「真夜中の談話室」で「真夏の夜の怖い話」を特集しようと思って古いHDDを引っ張り出して遊んでいますと言うか余ったSSDへ移行している感じですね。
怪談や怖い話が好きで集めに集めていたのでそれなりの容量です。
心霊写真や動画もありますからね・・・
では、最後に友人から聞いた話で終わりたいと思います。
大学時代の友人Aの結婚式披露宴にて、時代はバブル時代なので派手婚が支流でしたが・・・
その時には珍しく今で言うところの「レストランウェディング」だったそうです。
6人掛けのテーブルが4台、新郎新婦のご家族が6人づつ、友人Aの会社の上司と同僚が6人。
新郎新婦の友人が3人づつ。
でも新婦の友人は二人で一つの席が空いていたそうです。
宴もたけなわ、キャンドルサービスで各テーブルを回って、最後に友人のテーブルに来た時に新婦が微笑んで見ていたのは空席だったそうです。
気になったんで座席表を見ると「竹内ゆかり」と書いてあったそうです。
新郎新婦が席に戻り、司会者が祝電を読み上げていると・・・
「ご結婚おめでとうございます。末永く幸せに・・・ゆかり様より」
その瞬間、新婦が泣き崩れたそうです。
後に友人が新郎に「竹内ゆかり」って誰?って聞いたら・・・
新婦の幼馴染で小さい頃からよく遊んでいた人で招待状を送ったら宛先不明で帰ってきたと。
友人が私に「どう思う?」
・・・どう思うも何も、宛先不明で帰ってきたのであれば式自体知らないだろう?
友人が「だよな~」ってお話し。
