号泣 | 千里の道も一歩から

千里の道も一歩から

浦和レッズのことを中心に
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12月2日、日曜日の朝の話です。
5時前に目が覚めた俺は、Blu-rayディスクを持って寝室を抜け出した。
寝室のレコーダーで名古屋との最終戦を録画しておいたのを、夜のうちにBlu-rayにダビングしておいた。
柏木のヘディング、槙野のフリーキック、気迫あふれるレッズの選手たちは名古屋を圧倒していたと思う。
俺は最後ながら彼を見たかった。
今季でレッズを去るあの選手を。
テレビカメラは彼を何度も映す。
黙々とアップし続ける、背番号11番の姿を。
その彼の出番はなく、浦和レッズは逆転でリーグ3位で、来季のACL出場を決めた。
そして。
テレビカメラには、涙を浮かべる田中達也が映し出された。
俺はこの辺りで涙腺が緩んだ。


俺は残念ながら、全盛期の田中達也は見ていない。
エメルソンとの最強コンビと呼ばれ、キレキレのドリブルで突き進んでいく姿を間近で見てない。
それが悔しい。
レッズサポになったことで、悔しいのは2006年のリーグ優勝を喜べなかったことと、「エメ達」と呼ばれたそのコンビプレーをしらないこと。

俺が知ってる達也は、大怪我を乗り越えたものの怪我しがちで、試合に出ると常に全力でピッチを所狭しと走り回り、シュートを外すと心の底から悔しがるその姿だった。
ゴールを決めるとその小さい身体を目一杯使って大きなアクションを見せてくれた。

そこまで思い入れのある選手ではないと思ってた。
この日。
日曜日朝6時30分。
俺は瞼を腫らし、嗚咽が漏れる程泣きじゃくった。
達也が目頭を抑える度に貰い、直輝が泣いてる姿を見ると貰い、達也が仲間を抱きしめながら何か言ってる姿を見る度にまた貰う。
熱狂的サポーターがいる「北ゴール裏」では、達也を称え大きな達也のコレオと共に達也のチャントを歌う。
もう涙でその美しい光景が霞んで見えた。

photo:01



photo:02


↑このシーンを再現したコレオとのこと。

達也が試合に出る時、やっぱり達也のゴールに期待していたことを思い出した。
レプリカユニフォームで背負ったのは山田暢久の6、阿部勇樹の22、山田直輝の34だが、ユニを買う時いつも頭の片隅にあったのは田中達也の11で迷っていたのは事実。
達也がゴールを量産したら買おう!とある種願掛けだったのかも知れない。

達也の挨拶でもやっぱり泣かされた。
不器用でシャイな男の挨拶は感動的だった。
そして、達也の娘、お姉ちゃんの方かな?うちの上の子と大体同じ年齢くらいだと思うんだけど、お姉ちゃんが超泣いてる姿を見て、胸を打たれたの何の。
スタジアムの空気や、父親への歓声が幼い彼女の胸を打ったのだろう。

達也のチャントを歌い、サポーターは達也への感謝を表現していた。
俺も震える声で歌った。

カモン!スーパー達也
カモン!ワンダーボーイ
ゴール ゴール ゴール!
ゴール ゴール ゴール!

達也、本当にありがとう!
達也が出てくるとワクワクした。
ゴールを期待出来た。
大好きな選手だった。
浦和から離れても、達也は大好きな選手の1人だよ。
どこのチームに行ってもいい、けど出来れば鹿島には行くな(笑)
常にガムシャラな達也をまたピッチで見せてくれ!

田中達也レーオー!
田中達也レーオー!

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