【J1】第38節(HOME)サガン鳥栖vs.ジュビロ磐田

 

鳥栖 3-0 磐田

 

 

【得点】

鳥栖…

 富樫 敬真 (16')

 マルセロ ヒアン (30')

 マルセロ ヒアン (60')

 

【警告】

磐田…

 ジョルディ クルークス (21')

 

【スタッツ】

51% ボール支配率 49%

12 シュート 10

14 GK 8

2 CK 4

10 直接FK 12

2 オフサイド 2

 

 

 

無念のJ2降格が決まってしまった最終戦の参戦記です。

 

ブログを書く気持ちにはなかなか難しい心境ではあるのですが、いつまでも下を向いていられないのが半分、4回目となれば慣れもあるのか淡々としているのも半分。

 

振り返っていきたいと思います。

 

 

 

前乗りして向かった最終戦の地・鳥栖。

 

ただ、博多周辺のホテルは確保できず。

”∞”なライブがあったらしいです。

 

見つかっても目玉が飛び出るほどの高値だったので、小倉に宿泊(小倉博多間を往復利用してもその方が安いという…)。

 

 
移動中にスタメンを把握。
前節からのスタメン変更は1人、平川が外れて上原が入る。
 
 
博多から多くのジュビロサポーターを乗せた電車は、快速列車に揺られること35分で鳥栖に到着。
 
ホームから水色×ピンク色のスタジアムが見えます。
 
 
改札を出て、階段で跨線橋を渡るとスタジアムに到着。
 
佐賀らしくイカがくるくると回るキッチンカーを横目に、歩いて入場。
 
 
アウェイとは思えないほど、サックスブルーサポーターが鳥栖に集結。
 
 
この日はメインスタンドから観戦。
 
メインスタンドやバックスタンドにも大勢のジュビロサポーターが来場されていました。
 
 
ウォーミングアップの1枚。
 
 
『このメンバーで戦うのも最後なんだな』という感傷は胸にしまっておきます。
 
 
この試合もメンバー入りした山田に大きな声援とチャント。
 
 
すでにJ2降格が決まっている鳥栖。
 
リーグ最終戦、引退を決めた選手が3人いるとあって士気は高まっているホームゴール裏。
 
 
座席の位置的な理由はあるけど、ジュビロサポーター声量が上回っていたように聞こえました。
 
入場時、青いゴミ袋でサックスブルーを演出します。
 
 
 
 
コイントスで鳥栖がエンドチェンジをしたので、今季何度目かの入れ替わり。
 
円陣~
 
 
ジュビロボールで前半キックオフ。
 
 
早めの先制点が欲しいジュビロは開始から鳥栖陣内に攻め込み、積極的にシュート打っていきますがネットを揺らせず。
 
 
しかし、15分。
鳥栖が中原のスルーパスに抜け出した富樫に決められて先制を許してしまう…
 
 
クルークスのファールが退場処分かというVARが介入し、オンフィールドレビューチェックが行われ、なんとか警告で事なきを得た20分。
 
鳥栖が攻め込んできて、77番と99番の外国人選手に手を焼き、失点直後から選手の士気が下がっていたように見えました。
 
 
すると、30分。
 
再び中原のスルーパスから、抜け出したマルセロヒアンがGK川島を交わしてゴールに決めて2点差に…
 
 
『2-0は危険なスコアだから』
そう自分に言い聞かせて、まだ諦めてはいませんでした。
 
 
前半ATは4分。
 
 
0-2で折り返し。
 
 
前半終了時の速報スタッツ。
 
すべてにおいて鳥栖が数字でも圧倒。
 
残された時間は45分。
 
 
ハーフタイムに山田がピッチに登場。
 
 
ゴール裏だって諦めてはいません。
 
 
円陣~
 
 
鳥栖ボールで後半キックオフ。
 
 
後半開始から昌也と高畑に代えて、山田とペイショットを投入。
 
 
 
55分を過ぎたところで、高畑を下げて虎太朗を投入。
 
 
その5分後、植村が自陣でボールを奪われる痛恨のミス。
 
マルセロヒアンに再びゴールを決められて0-3…
本来のポジションではないし、責められないけれども、この失点でガクッときてしまいました。
 
 
他会場の試合速報では、柏が札幌にリードを許し、新潟は浦和とスコアレスも、ジュビロが勝たないことには何の意味もありません。
 
 
鳥栖の大型ビジョンにはデジタルのストップウォッチがなくてアナログ。
 
なので、何分なのかリアルで分からないという…
 
直後に植村を下げて、西久保が入る。
 
 
3点差がついたところで、鳥栖は引退となるMF藤田とGK岡本を出場させるという展開…
 
ジュビロは最後のカード、力也を下げて平川を投入。
 
 
後半ATは4分。
 
 
セットプレーのキッカーは平川でした。
 
 
最後まで果敢にゴールを狙ったものの、ネットを揺らせず。
 
 
逆にピンチを迎えるという…
 
 
試合終了のホイッスルが鳴り試合終了。

0-3で敗戦。
 
 
残留の最低条件だった勝利することができず、1年でのJ2降格が決まってしまいました。
 
 
 
 
挨拶を終えて、スタッフ陣とのタッチ。
 
 
ゴール裏へ挨拶に向かいますが、ブーイングの嵐。
 
勝つことが大前提だったのに、最終戦で無様な試合を見せられての完敗ですし致し方ないかと。
 
 
残留争いを強いられる中でも、この数試合は大声援で圧倒的な雰囲気づくりをしてきたゴール裏の応援団の方々。

最終戦も同様に士気を高めるべくサポートしたのにも関わらず、不甲斐ない試合を見せられて4度目の降格が目の当たりにしたわけで…


ただね…

ゴール裏だったら何伝えてもいいの?

トラメガ持ったり、前列にいる人なら伝えられる・話せる特権?

当然言いたいことは溢れてくるのは理解するわけですが、言いたいこと言えない人が大半。
 
そこでやり取りされた内容も聞こえてこないし。

結局のところ、言ったもの勝ち?


メインスタンドに駆け付けたサポーターの挨拶を辞めさせてまでゴール裏に選手たちに再度頭を下げさせた意味ってなんだ…

ホームではゴール裏で応援しているけど、結局は自己満足じゃないかと思ってしまったわけで、半ばしらけムード(ちょっと愚痴)。

 
現役引退でラストマッチとなった山田も何か話していたようですが、内容は分からず。
 
 
その後も、ゴール裏のサポーターから藤田俊哉SDに説明を求める声も…
 
 
そんなやり取りを暫し見ていたのですが、内容は分からないので、足早にスタジアムを後にして帰路へ。

試合後の速報スタッツ。
 
 
新潟が浦和にドローゲームで16位に、柏が負けて17位に後退もJ1残留。
 
仮にジュビロが最終戦で勝ったとしても、得失点差で遠く及ばなかったわけで。
 
18位でフィニッシュとなり、1年で再びJ2に。
 
 
 
苦手な夏場に勝てずに負けが込み、ズルズルと降格圏に落ちてしまうと抜け出せず、毎回降格まっしぐら。

 

降格と昇格を11年の間に4度も繰り返すことになっているのは選手や監督だけではない、クラブの本質に問題があるのだろうなと。


例えJ2になっても、来年もジュビロを応援することには変わりません。


だけど、近い将来少しずつ気持ちが離れていったり、関心が薄れたり、趣味の優先順位が入れ替わったりして、スタジアム参戦から遠ざかり、ジュビロから離れていってしまうことだって可能性はゼロじゃないです。


そんなことを考えてしまった自分に危機感を覚えます。



上位では優勝争いを繰り広げる一方で、そんな関心には目もくれず順位表の下にばかり目を向ける苦しいシーズンでした。


残留争いに関するブログを書いて、自らの気持ちを奮い立たせたけど、今となっては若干の虚しさもあります。



まだ気持ちの切り替えができないまま、参戦記や振り返りを書いたので感情的になっている部分はありますが、現実を見て切り替えないと!!って思います。



シーズンの振り返りはあらためて。



今シーズンラストの参戦記は辛い結果となりましたが、それでもジュビロが好きだからこそ受け入れるしかないですね。



お疲れさまでした。



【スタジアム情報】

 試合会場 駅前不動産スタジアム

 入場者数 14,243人

 天気 晴

 気温 15.2℃

 湿度 27%

 主審 福島 孝一郎