数字で読み解くジュビロの後編です。

 

 

今度はチーム内にスポットを当ててみる。

 

■まずは出場試合数から。

 

12試合を終えて、すべてのの試合に出場しているのは7名。

 

上位に名を連ねている選手が横内磐田の肝になっている。

 

開幕から出場していたのに、怪我の山田や槙人、このところ姿が見えない金子や中村駿などの面々…

 

序盤は名前がなかった鹿沼やジョゼ、大貴がGW連戦から出場するように。

 

怪我やコンディション不良や出場停止…一つの事象で出番が巡ってくることもあるからピンチはチャンス、ポジション争いは熾烈。

 

 

【出場試合数】
川島 永嗣 12
上原 力也 12
ジャーメイン 良 12
松本 昌也 12
リカルド グラッサ 12
平川 怜 12
マテウス ペイショット 12
古川 陽介 11
植村 洋斗 11
松原 后 10
藤川 虎太朗 9
西久保 駿介 9
レオ ゴメス 7
藤原 健介 7
森岡 陸 5
伊藤 槙人 5
ブルーノ ジョゼ 5
山田 大記 4
鈴木 海音 4
中村 駿 4
鹿沼 直生 3
小川 大貴 2
高畑 奎汰 2
金子 翔太 1
石田 雅俊 1

 

 

■続いて、出場時間数。

 

7人いた全試合出場選手も、フルタイム出場となると川島・ジャメの二人に。

 

【出場時間】 時間
川島 永嗣 1080
ジャーメイン 良 1080
上原 力也 1079
リカルド グラッサ 1060
植村 洋斗 966
松本 昌也 854
松原 后 803
平川 怜 790
マテウス ペイショット 761
西久保 駿介 453
伊藤 槙人 422
藤原 健介 331
森岡 陸 314
古川 陽介 297
鈴木 海音 271
中村 駿 268
鹿沼 直生 260
藤川 虎太朗 247
山田 大記 217
レオ ゴメス 210
ブルーノ ジョゼ 47
金子 翔太 27
高畑 奎汰 23
小川 大貴 15
石田 雅俊 1

 

1試合欠場したものの、間もなく1000分に迫る植村の活躍はたいしたもの。

 

力也のベスト相性は誰?

ゴメス、藤原? 中村駿、鹿沼?

 

 

ペイショットの761分の次点が、西久保の453分。

 

少し時間が開くので、ここが現時点の主力争い分岐点かも。

 

 

アジア杯で抜けていた海音の出場時間が少ないのは差し置いても、東京V戦でカヌが務めたCBの本職の槙人や森岡が定位置を掴みきれていない状況なのがここからも読み取れる。

 

 

■ゴール数を見ていく。

 

承知の通り、ジャメが11ゴールでリーグトップを快走。

ほぼ1試合平均1ゴールを決めている計算。

 

ペイショットが2試合連続ゴールでチーム2位に浮上。

出場時間で換算すると、2試合で1ゴールを決めている計算。

 

満遍なくゴールを決めていた昨シーズンとは違ってここまで5名のみ。

 

2列目以降の選手がバンバン決めるようになるといいよね。

 

【ゴール数】 G 1G当り
ジャーメイン 良 11 98.2分
マテウス ペイショット 4 190分
植村 洋斗 1 966分
松原 后 1 803分
西久保 駿介 1 453分

 

 

■警告数と退場

 

警告を受けたのは13選手で計18枚。

 

ジャメが累積3枚でリーチがかかってしまった。

 

力也・虎太朗・鹿沼が2枚ずつ。

 

東京V戦でリカルドが今季初の退場処分を受けて、次節出場停止。

 

 
ジャーメイン 良 3 0
上原 力也 2 0
藤川 虎太朗 2 0
鹿沼 直生 2 0
森岡 陸 1 0
伊藤 槙人 1 0
山田 大記 1 0
レオ ゴメス 1 0
西久保 駿介 1 0
古川 陽介 1 0
リカルド グラッサ 1 1
植村 洋斗 1 0
マテウス ペイショット 1 0
 
 
 
次節以降の対戦カードを見ると…
 
再び3連戦が始まる。
 
週末土曜日はホームで19位の鳥栖戦。
翌水曜にアウェイで最下位の札幌戦。
中3日エコパで9位の浦和戦。
 
1週空いてホームで17位湘南戦は、小学生一斉観戦試合。
 
 
残留争いを見据えてもライバルとなるチームばかりなので、目指すは3勝以上。
 
5月の戦いを終えると今後が見えてくるかもしれない…