ランチを済ませたあと、友達がどうしても寄りたいという酒造へ。
高島市内にある上原酒造。
酒はまったく呑めないから、ただ退屈でしかなかったけど名前だけは親近感があった。
店舗は古くて、入り口から歴史を感じさせる造りで、おじいちゃんの家に行ったよう。
店頭に吊るされた杉玉が風情があっていいです、普段酒屋に行くことはないので初めて見ました。
不老泉というお酒が有名なのだそう。
友達はいろいろと試飲させてもらっていたけど、ただ飲みたいだけじゃね?
本当におじいちゃんの家に行ったような古い家の建物。
滋賀県でもこの地域は冬になると積雪は多いらしい。
この日は寒かったので、店内にいても足元から底冷えする寒さ。
店内には野菜や試飲のお猪口を洗ったりするように、湧き水が敷いてあった。
天井からは稲穂が吊るされてあった。
友達は3本も購入していたけど、そのうち1本はお正月の手土産に持参するものだからって言い訳してた(笑)
酒造へ行くことも滅多にないから、これはこれで楽しかったな。
車を再び走らせて、今後は寺社巡り。
まだ高島市内なのですが、白髭神社へ。
白髭神社という名前の神社は全国にあるそうだけど、ここは全国にある総本宮なのだそう。
神社のすぐ前には車通りの多い国道161号線が通っていて、道路の先には琵琶湖に浮かんだ大鳥居が見えることで知られる神社。
湖中に浮かんだ大鳥居は、厳島神社とか、弁天島を思い出す。
ただちょうど時間帯が逆光で…映えない。
午前中は雨が降っていたのに、市内でも南へ向かうほどに天気は回復も風は冷たくて寒い。
以前は大鳥居まで道路を渡っていくことができたみたいだけど、交通量の多い国道を渡っていくのは危険なため、横断が禁止。
今は境内にお立ち台というか簡易な展望台が設置されてそこから眺めることができるように。
社務所
神社の階段を上がって行くと、紫式部の歌碑。
『三尾の海に 網引く民のてまもなく 立居につけて 都恋しも』
996年に紫式部がこの地を通ったときに詠んだものだそう。
高島の三尾崎の浜辺で、漁をする人々の網を引く見なれぬ光景に、都の生活を恋しく思い出して詠んだ歌。
2024年の大河ドラマは紫式部ですね。
続く。