甲府遠征2日目。


昨年秋に友達と甲府を訪れて周辺を観光しているので、この日は甲府を後にして、特急に乗って東京へGo。

甲府から新宿まで約1時間半。
近いようで遠く、遠いようで近い。

停車駅から外国人観光客がどっさり乗車してきて、ようやくコロナ禍が終わった現実を知った感じ。


まぁ甲府も暑いなぁと思ったけど、東京の暑さはヤバいね。
熱帯地方っていうか…
在住の方には申し訳ないけど、住むところじゃないなぁと思った。
 

新宿から何度か電車に乗り換えて、向かった先はNHK放送博物館。
 
放送の歴史に関するさまざまな実物展示がされているミュージアム。
 
入場無料というのも有り難い。
 
ただ放送博物館までは急勾配の坂道で、しんどかった…

この地図に坂道があるなんてわがんねえべ〜


駅から10分ちょっと歩いて到着。
 
 
 止まったら汗だく🥵

 
NHK放送博物館に訪れた理由。

現在放送中の朝ドラ『らんまん』のモチーフになった牧野富太郎の『日本植物図鑑』と『牧野日本植物図鑑』の直筆の植物画の特別展示が行われていると知ったから。


現物は写真NG。
 
展示物のホンモノはTVで放送された植物画よりももっと小さいくハガキサイズ程度。

それなのに、緻密に細かく描かれていて、驚き。

思わずガラス越しの近くまで顔を近づいて見入ってしまった。

 


朝ドラ『らんまん』のパネルと、牧野富太郎の年表なども展示。
 
 
今日放送分で、田辺教授が溺死という衝撃的なストーリーで終わったけど、それも史実どおりで。

田辺教授亡き後の徳永教授。

一旦は味方についてくれたけど、着任後もそうでいてくれるのかは疑問符で…

 

彼の年表を見ると、まだまだ波乱万丈で。


13人の子宝に恵まれるも、6人のお子さんを亡くしているし、奥さんの壽衛さんも早くに亡くしていて…



番組放送も残り1ヶ月ちょっと、どこまで描かれるのでしょう…

 

どうやって図鑑が完成して、終着するのか?楽しみです。


 

 
特別展は、番組最終回の週末まで展示されるようです。



 
放送美術館は4F建て、各フロアごとテーマ別に分けて展示されています。
 
 
ヒストリーゾーンでは、その名のとおり日本のTV界の歴史を辿る展示。


TVは時代のその時その時を映してきた。
 

力道山が出場するプロレスの試合が流れていて、当時は老若男女問わず、プロレス人気がすごかったようで。
 
 
TVに火鉢にちゃぶ台。

The・昭和の風景だわ〜

 
かつて放送されていた連想ゲーム、懐かしいわ〜

 
東日本大震災のときの中継の様子も…

 
こちらはTVドラマの世界というテーマのエリア。

朝ドラ『梅ちゃん先生』のオープニング映像で使われたもの。

 
歴代の朝ドラ(連続テレビ小説)の一覧


飛び飛びで見ていたものもあるけど、本格的に見始めるようになったのは、ゲゲゲの女房から。


懐かしいなぁなんて思いながら展示を眺める。
 
 
Eテレで放送中のピタゴラスイッチで使用された『アラトマト』という作品の装着。

実際に見ると大きくて長い。

 

過去に使用されていたテレビカメラや機材なども置いてあって、機材の大きさにも驚いたし、時代を切り取ってきたんだなぁと。

TVはオワコンとか言われているけど、まだまだTVにかじりつきたい世代かも。



高知にある牧野植物館に行って、牧野富太郎が愛したというバイカオウレンを見てみたいなぁ。