1週間前の金沢遠征は後泊でした。
 
せっかく金沢へ行ったのに、特段美味しいものを食べたり、金沢観光したりということもせず、試合後はお隣の富山県へ。
 
金沢駅から電車で40分の高岡駅で下車し、この日は一泊。
 
高岡市は富山市に次ぐ第2の都市。
富山県西部の中心地なのです。

寂れているわけではないけど、もの寂しいというかなにもないんだなぁという第一印象。
 

翌日は砺波市で開幕されている『2023となみチューリップフェア』会場へ。
 
高岡駅から城端線(じょうはなせん)に乗車。
1時間に1本しかないから…通学時間と重なって混雑。
電車に揺られること25分、砺波駅で下車。
 
 
駅名票の周りには植栽されたチューリップが開花🌷
砺波市は全国一チューリップ球根生産量を誇る町。

 
線路は単線で、行き違いの駅だけは複線に。
 
 
駅の周りはコンビニもなく、寂しいかな。
 
 
寒気の影響もあって、朝のは7℃まで下がって寒かったな〜ご覧の薄曇りの天気。

この辺りは典型的な日本海側気候で、豪雪地帯なんですね。
 
珍しい縦信号ばかりで、テンション上がってしまいました。
 
 
駅からは無料のシャトルバスが運行されていたけど、待ち時間が長かったので、会場までてくてく歩くことに。
 
歩いて15分で会場に到着。

9時開門にもかかわらず、チケット売り場は長蛇の列で15分待ち。

コンビニで事前購入しておくべきだった…
知らないって損ね。
 
 
入場料は1,300円でした。
チケットにスタンプを押して貰って入場。
 
 
チューリップフェアのメイン会場。
20万本以上の花で埋め尽くされてます。
 
 
奥に映る高いチューリップがそびえるのは、高さ13㍍の『チューリップタワー』。
 

タワーにはエレベーターはなく、約60段の螺旋階段を上っていくと、展望スペースへ。
 
園内が一望できました。
 
砺波で発案したというチューリップの水耕栽培の水上花壇。
 
 
15品種21万本のチューリップを用いて地上絵を描く、『大花壇デザイン園』は圧巻でした。
 
今年のテーマは『チューリップが奏でる色彩のシンフォニー』
 
 
ト音記号が見事に描かれていて見事🎼
 
 
こちらは音符♬
スマホのカメラに収めるだけでも大変な大きさ。
 
 
この日は雲が多くて遠くの景色は映えなかったけど、薄っすらと立山連峰を望むことができました。
 
 
円形花壇がまたきれいで、上から見ないとグラデーションの素晴らしさは気づかないかも。
 
 
歓迎ディスプレイには記念撮影ができるスポット。
 
こんなにたくさんのチューリップに囲まれながら撮れるところはなかなかないですね。
 
 
咲き方が違う品種のチューリップ花壇。
 
とにかく品種がたくさんありすぎて、すべては撮れないので、気に入った色や形のチューリップを撮影することに。
 
『シンフォニー』
ピンク×白って珍しいと思いました。
 
 
『ソネット』
赤×黄色が映えると思いませんか?
ユリ咲きっていうらしいです。
 
 
八重咲きのチューリップ、奥に見える薄黄色の『なごり雪』という品種は珍しい八重のユリ咲き。
 
富山県で生まれた品種なのだそう。
雪国だからこそ付けられた名前かな、いいじゃないですか。
 
 
この花壇の寄せ植えを見た結論:
原色系よりもパステルカラーが好みだと気づきました。
 
 
中央の大きなチューリップのモニュメントが目立つ円形花壇。
ここで記念撮影される方がとても多かったです。

 
グラデーションがきれいです。
 
 
少し歩いて先を行くと見えてくるのが『シバザクラの丘・ビオラの里』

ステージになっているのでここで自撮りしている人も多かったですね。
足元のビオラが敷き詰められていてすごいです。
 
 
奥手に見えるのが、シバザクラの丘。
 
 
まだこれからなのかな?
丘がもっとピンク色に染まるのはもう少し先のよう。
 
 
この先『花の大谷』の看板。
大谷🌸!?オオタニ⚾!?
なんのことが分からず先へ。

 
公園内にある『旧中島家』。
江戸時代の農家の家という、昔ながらの建物。

外観も立派で大きな茅葺き屋根が印象的。

新緑が目に優しい色でした。


 
ぐるぐる回転としている水車が目に入ります。
正式名称は『五連揚水水車』
5連は日本でここだけなんだとか。
 
 
流れる水量が多く、音も大きくて意外と迫力がありました。
 
 
水車に掛かる橋はチューリップで埋め尽くされて、当然ながら渡ることはできないけど、圧巻でした。
 
 
 
水車前にたくさんのチューリップが植えられていたこちらの品種。
 
 
『マキシモビッチ』というサッカー選手にいそうな名前。
でも調べてみると真っ赤な花を咲かせるチューリップ。
合ってるのかな…
 
オレンジは色味的に好きではないけど、これは許可します(・_・;)
 
 
ようやく『花の大谷』エリアに付近到着。
 
 
『花の大谷』とは、富山県を代表する景観地である立山黒部アルペンルートの『雪の大谷』をイメージしたチューリップ回廊のことで、⚾のオオタニサン大谷とはまったく関係なかったです。
 
 
まるでユリみたいなカラフルで、色は同じようで実は形が異なる、たくさんのチューリップが上段まで展示されていて、すごいです。
 
 
 
高さ4㍍のチューリップ回廊が両側に咲いて、まるで雪の回廊みたい。
 
 
『花の大谷』の入口部分が、白一色のチューリップで見ることが出来るのは、会期前半のみだそう。
 
 
奥へ進んでいくと、入口とはまた違った色とりどりのチューリップが両サイドに展示。
 
 
とにかく見事です。

平日の朝早い時間だったから、誰もいないところを撮影することができたけど、GWに入った今は難しいだろうなぁ。
 
 
花の大谷へ続く道の横には、チューリップ公園やチューリップ四季彩館へ続くフラワーロードがあり、ちょうど今頃には八重桜やライラック・チューリップが続く、花のトンネルを歩くことができます。
 
もう見納めだと思っていた桜をまだ見ることができました🌸
 
 
砺波市内の小学生が秋に植え込みを行ったという赤いチューリップはひざ上ほどの高さまで伸びて大きく、彩りを添えてくれました。
 
 
八重桜がだいぶ散ってしまって見頃は過ぎてしまったけど、ぎりぎり間に合いました。
 
 
入園して、ゆっくり鑑賞しておよそ1時間半〜2時間。
日差しが出ていたら暑くてそこまで長くいられなかったかもしれません。

チューリップを堪能したあとは、園のそばにある道の駅で買い物をしながら、砺波駅まで再びてくてく。
 
帰りは乗り継ぎの関係で、時間短縮のため新高岡駅で下車。

新高岡駅からは北陸新幹線で1駅、金沢へ。
 
10分ちょっとで行けるって、やっぱり魅力です。
 

数年前に、茨城県のひたち海浜公園のネモフィラを見に行ったとき、ここもチューリップがたくさん植えられていてきれいだったのを思い出したけど、花っていいなぁという歳になったんだな。
 
2018年①


2018年②


2019年




来年のことはどうなることやらですが、春には北陸新幹線が敦賀まで延伸。
ツエーゲン金沢のスタジアムも移転するんです。

富山観光で行きたい場所もできたので、タイミングが合えばまた訪れてみたいですね。


車内掲示物を見て惹かれた『雨晴海岸』

氷見うどんも有名らしいので食べてみたいです。