夏の終わり、はじめて蓬萊橋を渡ってきました。
蓬莱橋は島田市の大井川に架けられた木造の橋。
橋の幅は2.4㍍、長さは897.4㍍。
長さの語呂合わせから『厄なしの長生き橋』とも。
地元からはさほど遠くない距離だけど、大井川を超えるこのエリアは用事がないので通り過ぎるばかりで、行ったことがない土地。
川を越えるのは一大事というのは、今も昔も変わっていないのかも!?
蓬莱橋は有料の橋なので、端にある建物にいる『橋番』に通行料を支払ってから渡ります。
通行料は大人100円、子どもは10円。
歩行者や自転車のみ通行可能で、車は通行できません。
到着する前から、なぜかこのエリア周辺だけはどしゃ降りの雨。車内で一時待機したほど。
橋がまだびしょ濡れ~
雨上がりで、熱せられた空気が上に上がってくるほど、蒸し暑い天気になったけど、橋の上は風が冷たくて気持ちよく、歩けましたね。
東側(静岡側)
『箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川』と詠まれた江戸時代。かつての大井川は東海道の難所の一つだったのは有名な話。
そんな大井川も、雨が少ないと一部でしか流れていなかった。
幅がそんなに広くないし、欄干もそんなに高くもないので、立ち止まると揺れるし、水の流れがある地点に立つと川に落ちてしまいそうな錯覚。
水量が多いと、歩くだけでも怖いかもしれない。
ツアーに参加して訪れた観光客もいましたね。
対岸に近づいてくると、徐々に太陽復活。
水量が多かったポイント。
西側(浜松側)
東西でこんなに天気が違うとは。
橋の真ん中辺りまでくると、橋の踏板に『ど真ん中』の文字も。
まもなく対岸に。
対岸に到着すると、個人経営的なお店があったけど、特筆すべきものは無し。
小高い丘に展望スペースがあるので、上ってみた。
木枠で作られた写真撮影スポットもあって、蓬莱橋がおさまって、きれいに撮れました。
歩いてきた橋を入口方面に向かってぶらぶらと戻ります。
行きは長く感じた道のりも、帰りは距離感が分かったせいか、短く感じました。
それでも、往復で約1.8㌔なので、いい散歩に。
あの雨はいったいなんだった!?というくらいの晴天に。
このあと、茶屋に寄って涼んで帰宅。
夏の終わりのよい思い出です。