北陸周遊の旅、2日目。
 
 
金沢から西へ。
 
当初購入した切符では米原を経由したルートを選択して帰宅する予定だったのに、このあと訪れる予定場所があいにくの天候だったので、急遽ルートを京都経由に変更。
 
金沢から名古屋を走る『特急しらさぎ号』から金沢から大阪を走る『特急サンダーバード』に乗車変更。
 
サンダーバードって、名前がカッコイイ。
 
2024年春に北陸新幹線の延伸を予定している区間で線路が完成。
 
 
在来線の線路と新幹線ルートが離れたり、見えなくなったり、接近したり。
 
 
金沢から延伸するこの路線で新たに6駅が計画。

小松駅

加賀温泉駅

芦原温泉駅

福井駅

越前たけふ駅

敦賀駅

 

温泉の地名がある駅が2つもあるなんて、北陸らしい。

 

新幹線が延伸されることで米原ルートでのアクセスがよくなるのか疑問だけど。

 

ターミナル駅である敦賀駅。

車庫や整備工場を作る関係なのか、意外と広くてビックリ。

 

 
 
金沢からサンダーバードに揺られること2時間20分。
甥っ子は敦賀駅を出発したら爆睡してしまったZzz…
 
途中で大雨による被害が大きかった地点の速度制限を行ってさらに遅れたけど、意外と遠いんだな。
 
 
京都×子どもといえば…『京都鉄道博物館』
 
大宮にもあるけど、京都の"てっぱく"です。
 
 

館内へ入る前に、いきなり0系新幹線がお出迎え。

 

 
館内では西日本のお家芸ともいうべき、人気車両500系!
アニメの影響もあって、今でも大人気の車両。
 
 
先端がシュッとしてるところが、カッコイイ。
 
 
 
新幹線開業時の昭和を再現した展示。
昭和50年代の生まれだけど、駄菓子屋さんって懐かしい。
 
 
昭和の駅舎、田舎の駅って感じ。
 
 
かなりブレブレのミゼット。
これは映画『ALWAYS 3丁目の夕日』のイメージが強い。
 
 
昔使われていたヘッドマークが壁際に展示。
 
さくらとかみずほとか、かもめとか…
今の新幹線の名前に使われている愛称もけっこう多いんだね。
 
『なは』って沖縄の那覇!?
 
なんで!?
 
かつて運行していた寝台列車の名前で、沖縄本土復帰を願ってつけられた名前なんだって。
 
右下の『シュプール』って、スキーブームにのったなんかバブルの匂いがする~
 
 
大宮のてっぱくにはない展示品もたくさん。
 
 
今では懐かしい貴重なパタパタ式の案内票。
 
自分で好きに行先や時間をボタンで選べて、パタパタできる体験ができるんだよ。
 
 
子ども向けに券売機を設置して切符を購入したり、中が見えるスケルトンな自動改札機を通ったりする体験コーナーも。
 
 
個人的にはめっちゃ懐かしい昔の新幹線の切符発券機。
 
 
窓口のお兄さん?おっちゃん??が、幾つもの穴から行先を選んで、列車を選択してさ。
キーボードをバンバンって入力して(今ではよくない入力方法だけど)、手早く操作するのがカッコよくて、見ているのが好きだったのを思い出したよ。
 
 
当時の新幹線のトイレや冷水機。
ただ懐かしかったね。
 
昔はビュッフェがあって、一度でいいから食べてみたかったよ。
 
 
ジオラマ製作の展示もあって、鉄道に関する仕事を紹介するコーナー。
本物みたいに動いて、ひとつの街みたいになってる。
 
 
上階から見た館内。
 
 
レストランで外の風景を見ながら食事をしたあとは、花や緑がある屋外展望デッキ『スカイテラス』で通過する電車や新幹線を鑑賞。
 
多くの走行車両が見られるビューポイントです。
 
 
こちらは東京方面。
左奥には京都タワー、右手には東寺が見えます。
 
 
東寺をバックに、通過しま~す。
 
 
 
特急が通過しま~す。
 
 
帰り際には、蒸気機関車の展示も見られます。
 
 
 
今にも走り出しそう。
 
すれ違った何人かの親子が『大宮のてっぱくと比べると落ちるよね~』みたいなことを話していたのが聞こえてきた。
 
たしかにスケールとしては京都の方が小さいけど、ベースが西日本なので、大宮のてっぱくは東日本だから、そのことを理解していれば、どちらがスゴイとか楽しいとかいうのはないかなと。
 
名古屋にある『リニア・鉄道館』とあわせて、『三大てっぱく』と呼ばれているらしいので、あとはそこを制覇すればコンプリートかな。
(甥っ子はすでに制覇してるみたいだけど)
 
そんなこんなトラブルありの1泊2日の夏休みの旅行。
と~っても楽しかったです。
 
頬っぺたが腫れたのは帰宅してからのことデシタ…(;´Д`)