日本一のお茶処の産地として知られる我が静岡県。
全国2位の生産を誇る鹿児島県が猛追し、その座を危ぶまれているというニュース。
いつ抜かれてもおかしくない状況にまで迫っている状況は、なかなか衝撃的です。
『お茶』という飲み物にどう触れ合っているか接しているかは、人それぞれ。
だけど、自分が思うお茶は緑茶のことであって、ほうじ茶ではない。
お茶っぱ(茶葉)をお茶缶の蓋に目分量で計って、急須に入れて、
沸騰したお湯を急須に入れて、湯呑みに注いで、一度戻してから、茶葉を入れてから、湯呑みに回し入れる。
旨味が凝縮している最後の一滴が残らないように、注ぐのがお茶の正しい煎れ方だと親から教わったものだ。
忙しい現代では毎日やっている家庭は少なくなったと思う。
我が家では新茶の時期だけはそうしているかも。
自分は当たり前だと思っているけれど、昭和が残る静岡の一部の家庭に限られる話で、緑茶はペットボトルで飲むというのが当たり前の現代。
新幹線や高速道路で茶畑を見かけると、静岡に居ることを実感する風景。
お茶処には変わりなくても、その風景はだんだんと変わっていくのかもしれないね。
次にお茶の話題を書くときは、静岡県が日本一ではなくなるときかも。
ちょっと寂しい話です。