【J2】第30節(HOME)ジュビロ磐田vs.アビスパ福岡


磐田 2-1 福岡


【得点】
磐田…
 中川 創(41')
 小川 航基(50')
福岡…
 遠野 大弥(82')

【警告】
磐田…
 大森 晃太郎(60')
福岡…
  増山 朝陽(38')

【スタッツ】
54% ボール支配率 46% 
6 シュート 13
10 GK 3
2 CK 11
9 直接FK 9
0 オフサイド 2

首位・福岡を迎えての大一番、コイントスで逆のエンドを選択。

嫌な感じもしたけど、この試合はアウェイ側のバックスタンドに着席した自分にとっては後半楽しみな展開になってちょっと嬉しくなった。


ただ試合は意外な展開で動く。

この試合スタメンに入ったDF大武が開始30秒すぎのファーストプレーで相手選手と接触してプレーが中断。


このあたり外野では『川崎の憲剛氏が引退発表』とか『某隣の監督を退任発表』とか騒がしく、個人的にも"集中ー""集中ー"な試合の立ち上がりだった。

立ち上がってプレー再開も、再び座り込んでしまい続行不能。

開始5分で、この試合初めてメンバー入りした中川創に交代。

ラインが統率できていなくてヒヤヒヤする場面もあり、仲間から『そう!』『そう!!』という声がスタンドに聞こえてきた。

ちなみにハチは大武のことを『ぶーちゃん』って呼んでいたような(笑)


福岡にボールを持たれる時間が長く続き、ジュビロはなかなか攻撃の糸口を掴めず。


試合が動いたのは41分のセットプレーから。

遠藤のキックはファーサイドへ伸びる高い弾道のクロスに反応した中川がジャンプし、ゴールエリア左からドンピシャヘッド。
GKの頭を越えてネットを揺らし、ジュビロが先制!!


開始5分で初出場し、挨拶代わりのゴールとは。

頭で点が取れるのは強み、最近なかったDF陣の得点。 

ジュビロサポーターの前で、笑顔弾けるゴールは強烈なインパクトを残したといってもいいでしょう。


ベンチメンバーに祝福されている遠めからの図。

いい時間帯での得点でした。


1-0とリードで折り返し。


後半はヒヤリとする場面開始直後。

福岡の選手が放ったシュートがポストに当たって弾かれて、難を逃れる。

直後の50分、遠藤からボールをもらった大森が敵陣中央まで持ち込み、PA手前の右にスルーパスを昌也が受けて、さらに前線に出したパスに航基が放ったシュートは相手選手に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれて追加点!!

リードを2点に広げる。

このゴールは目の前で見られたのではっきりと覚えているけど、起点はやっぱりヤット。

大森から昌也にスルーパス、これがよかった。
昌也も一瞬の判断で航基にパスを供給。

航基のゴールも嬉しいけど、昌也が絡んだことが嬉しいかな。


先制点をあげた中川が祝福、ヤットも駆けつけるの図。

開始早々のいい時間帯での得点でした。


ただ『2-0は危険なスコア』だというのは定石。

あと40分近くある時間を無失点で乗りきれるか?追加点を奪えるか?難しい選択。


この試合の入場者数は3,717人。

次節のホームゲームから倍の7,500人まで上限が引き上げられます。


ヤット・航基・昌也に代えて、力也・ルキアン・大貴の同時3枚替えをしたのが75分すぎ。

これがやっぱり難しい選択でもあったな。

交代してからは福岡がボールを支配する時間が圧倒的に長くなり防戦一方。

すると、82分にPA手前から決められて1点差。
ハチがちょっと前に出てきていたのを突かれた感じ。


ATは4分、長かったな。

誠也がゴール前でGKと1対1の場面になるも、シュートは惜しくも右に逸れて、試合を決めきれず。

後ろにいたお兄さん…『そういうところだってー💢』ってぼやきなため息が聞こえてきた。

『言いたいことはよくわかるよ、チャンスに決めきれずゴメンなさい』と代わりに心の中で謝っておいた。


長かったATを逃げきり、首位・福岡を撃破!!


夕陽がきれいだった。


アウェイ席解放となったこの試合、大勢の福岡サポーターが遠くまで駆けつけてくれました。


2週連続ホームで勝利は気持ちがいい。


シンデレラボーイの創くん、チームのムードメーカー的存在。

この試合のMOMを受賞。

2位だった徳島が勝利したことで上位との差は縮まらないけど、このまま勝ち続けるしかない。

浮かれる間もなく、中2日で"首位"徳島と対戦。


明日の朝までは勝利の余韻に浸りたいと思います。

参戦された皆さま、お疲れさまでした。


【スタジアム情報】
試合会場 ヤマハスタジアム
入場者数 3,717人 
天気 晴
気温 21.5度 
湿度 39% 
主審 東條 穣