【J2】第21節 ファジアーノ岡山vs.鹿児島ユナイテッドFC


【得点】
岡山…
上田 康太(86')
中野 誠也(89')PK
鹿児島…
韓 勇太(57')
【警告】
岡山…
田中 裕介(25')
仲間 隼人(46')
鹿児島…
田中 奏一(45')
【スタッツ】
14 シュート 3
5 CK 2
14 直接FK 20
3 オフサイド 0
1 PK 0
先週土曜の鹿島戦へ参戦できないことがわかり、月曜日に休みをとったので、岡山へレンタル移籍している誠也くんを見に行こうと岡山まで参戦。
ジュビロの試合はいつも必死に見て応援しているけど、肩ひじ張らずにサッカー観戦できるっていうのはまた違う面白さ楽しさがあっていい。
J2の試合を見たのは去年の横浜FCと東京VのJ1J2プレーオフ1回戦以来かな。
岡山は勝ち点28(7勝7分6敗)で11位。
前節横浜FCで誠也君がゴールを決めるも1-5の大敗。
ジュビロに馴染みのある選手も多く、康太が肉離れで怪我から復帰、斎藤さんは右膝前十字靭帯断裂の負傷により長期離脱中。
この日は七夕ということで広場に飾られた笹の葉に選手の願い事が。

一方の鹿児島は、昨年J3から昇格。
開幕戦に勝利した以降勝てない時期が続き、健闘しながらも苦戦中。勝ち点20で19位(6勝2分12敗)。
七夕だったこの日、大雨による災害から1年。復興に向けての願いをこめて、オリジナルユニフォームでプレーするということで来場者にユニフォームシャツをプレゼントとのことで頂いてきました。
岡山ボールでキックオフ。

耳に覚えのあるチャントを聞きながら穏やかに観戦。
シティライトスタジアムはメインスタンドに収容人数が多くて、バックスタンドは長椅子、ゴール裏はコンクリート。
メインスタンドでも天気を考慮して、上段を確保したので遠目だったけど、全体を見渡せるから悪くない。
順位のことは置いといて、J1と比べたら明らかに遅いスピード。パスも緩いというか、やっぱり違うなって思ったけど、J2の方が走るかも。
岡山が攻め込む時間帯が長く続きながらも得点が奪えず、特に赤嶺が決定的な1対1を外したときには会場は大きなため息。
鹿児島がカウンターみたいな展開もなかなかボールが繋がらず、前半はスコアレス。
先制された焦りなのか岡山は縦パスを増やすものパスが繋がらずミスが散見し、スタジアムはため息から次第に険悪なムード。
鹿児島のパスが繋がるようになり鹿児島ペースで試合が進むも追加点は奪えず。
時間が過ぎる中、岡山はPA手前の中央でFKを獲得。
キッカーはこの試合で復帰した康太。
左足で巻いて放ったシュートは壁を抜けてゴール左に突き刺さり残り5分で同点に追いつき、スタジアムのボルテージは一気に上がる。
『レッツゴー俺たちの上田康太』のチャントがスタジアムに響く。
スタジアムは押せ押せムードの雰囲気に。
そして、ゴール前で誠也がPA内で相手のファウルを誘ってPKを獲得!
他サポながら、この時ばかりはど緊張。
キッカーは誠也。
左に放ったシュートはGKに反応されるもなんとかゴールに吸い込み逆転に成功!!
そして、岡山ならではの光景。
ATに入った頃に発表された本日の来場者数にスタジアムが歓喜。
ユニフォームプレゼントがあったとはいえ、過去3番目に多い来場者数だったとか。
他のチームではこんなことでどよめきは起こらないけど、一人一人が集まった数字で、結果的にチームを勝利に導いたわけで。

試合は岡山が劇的な逆転勝利は4試合ぶりの勝利。
鹿児島は2点目を取れるチャンスはあったけど、FKを与え追いつかれてからスタジアムの雰囲気に飲まれてしまったかな…
ちなみに斎藤さんは募金活動で姿を発見。
笑顔も見られたし、早く怪我が治ってプレーできますように。

基本ジュビロの試合が最優先だし、状況が状況なので、次はいつ行けるかわからないけど、また行きたいと思うし、もっと成長してチームの顔になって欲しいなと。
【スタジアム情報】
試合会場 シティライトスタジアム
入場者数 15,731人
天気 晴
気温 27.7度
湿度 51%
主審 上村 篤史